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BODY ELEMENT SYSTEM JAPAN 公認スタジオ

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Arcus Archive

腰痛・肩こりの改善にセラピックピラティスツール「ARCUS BAR」

こんにちは。トレーナー正岡です。

「肩こり」と「腰痛」改善にカラーズパーソナルメンテナンスレッスンを受講していただいる方が多くいらっしゃいます。

肩が凝る理由は多くありますが、多くの場合 普段の姿勢の悪さがあげられます。
・重めのバックを肩にかけて歩いている時
・パソコンをしている時
・椅子に座っている時
・スマートフォンを使っている時
・ベッドで寝ている時   など姿勢を悪くしている習慣が作られている要素は多くあります。

例えばバックを持っている時は、骨盤・腰椎・胸椎・胸郭・肩甲骨・肩・頸椎・頭蓋などに歪みがおこります。横への2次元だけでなく3次元の回旋もしてしまいます。

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これらの姿勢から起こる慢性的な肩こり・首痛・腰痛などをマッサージで緩和するのだけでなく、関節・筋肉を身体を動かすことで機能的にしていくことが必要となってきます。

自身で身体を動かして改善したことは、脳が記憶して今後同じ症状が起こることを最小限にしてくれます。写真の骨格をみてわかるように、肩まわりだけをほぐしても改善にはいたりません。身体の基礎である「足」「骨盤」「背骨」を整えて安定させることにより肩・肩甲骨周りの筋肉の偏った収縮と伸長を修正してくれます。

不調や病気を引き起こさないよう、また疲労が蓄積しない身体でいるためにも大切なのが運動を習慣化することですが、急に運動を習慣化することはハードルが高いと感じられる方も多いのではないでしょうか。

ピラティスは元々リハビリを目的として構築されていったトレーニングであるので、ダイナミックなトレーニングだけではなく、眠っている筋肉達を活性化させることで身体を機能的に使えるよう導いていきます。

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弓型の「ARCUS BAR」を使い温めながら背中を緩めていきます。肩甲骨の動きと切り離せない胸郭まわりをリリースして呼吸を改善していきます。肩が上がり首が縮んだ状態では正常な呼吸はできません。呼吸に関する筋肉を動かしてあげることで肩と首の動きが変わってきます。

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ピラティスマシーンでのムーブメントを特徴あるARCUS BARの形が体をガイドしてくれることで、より体幹(骨盤底筋・腹横筋・多裂筋・横隔膜など)を安定させて四肢を意識して使っていくことへ導いてくれます。骨盤・背骨の安定と股関節の動きの制限を考えムーブメントを選びトレーニングしていきます。肩甲骨・肩には多くの筋肉がついているため、ゆっくりとした動きで肩甲骨の動きとポジションを見極め修正していきます。

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腰痛になる原因もいくつかありますが、ピラティスの特徴であるエロンゲーションを意識してトレーニングするためにARCUS BARを装着することでよりスムーズに行えます。臀部・コア-足の繋がりをつくりアライメントを整えていきます。

ピラティスマシンでのトレーニングの時に是非チャレンジしてみてください!

ピラティススタジオ カラーズ大阪

 


骨を感じてカラダ改革

こんにちは。トレーナー村上です。

ピラティスでは、筋肉や骨格の理想的なポジションを大切にしています。それにより筋肉が正しく使え余分な力みがなくなり効率のよい身体の使い方に近づくことができるからです。

では、その理想的なポジションをつくる「骨格」「骨」の役割を整理してみると必要性や重要性がよりクリアになります。人間の骨格は通常約206個の骨で構成されています。そのほとんどが他の骨と連結して関節をつくっています。

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骨格の重量は体重の約5分の1を占めていて、構成成分はカルシウムやリンなどの無機質とコラーゲンなどの有機質とで構成されています。

骨格の役割は大きくわけて5つあります。

1.カラダを支える
2.内部の臓器を保護する
3.筋肉の収縮とともに運動する
4.血球をつくる
5.カルシウムなどを蓄えて、身体のミネラルバランスを調整する

骨の中では、骨を作る骨芽細胞と古くなった骨を壊す破骨細胞が常にせめぎ合い新しく作りかえられています。骨が成長し、骨折しても再びくっつくのは骨芽細胞が適切に働いているからで、もし破骨細胞の方が優勢な場合、骨粗しょう症になってしまいます。

 

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セラピックピラティスツールArcus アーカス

骨の形成の方法は大きくわけて2種類、膜性骨化による石灰化による骨化と、軟骨性骨化(軟骨内骨化)があり 骨の形成(骨化)には、成長ホルモンが大きく関与しています。ホルモンが関与しているということは、ホルモンの分泌を左右している自律神経が作用に関連しているということになってきます。

そしてその自律神経を効果的に安定させるのは、やはり運動が一番身近な方法と言えると思います。また、骨の役割のひとつである、カルシウムやリンなどを蓄え、 必要なときに放出される仕組みの中でも 副甲状腺ホルモンなどの作用が働くため運動による自律神経の調整は骨粗しょう症などへの影響も 大きいことがわかります。

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ほとんどの骨が関節を形成しており 関節を安定させるのは筋肉だと考えると、筋力の維持や安定は身体を支える骨の役割にとても重要だということがわかります。ピラティスではよく「骨を感じて意識する」ことで 身体のポジションがより定まり、ムーブメントがスムーズに行なうことができます。骨の役割や運動効果をしっかり感じることが、 ピラティスをよりスムーズにしていくことに繋がります。

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骨を大事にするピラティスでカラダをしっかり整えていきたいですね!

ピラティススタジオ カラーズ大阪


腕の使い方と背骨の柔軟性

こんにちは。トレーナー山口です。

脳とピラティスの研究を長年つづけているTrent McEntire氏が開発したピラティスマシンで使用する 「Arcus Bar アーカスバー」というセラピックピラティスツールをカラーズではプライベートレッスンで使用しています。

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Arcus barは弓型で手にフィットする形状となっており、なめらかな曲線があることで親指を力ませずに持つことができます。そしてバーの曲線は動作の方向性を誘導してくれるため、肩甲骨周りを心地よく動かすことができ、背骨の歪みやつまりをほどいていきます。

ピラティスの「ロールアップ」をする際にも、体幹をぶらさず手や腕が力まないことで肩甲骨の動きがスムーズになり、普段より背骨の動きを誘導しやすくなります。

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近年のデータでスマートフォンの平均利用時間が 2,3時間ともわれています。さらに増加傾向ですが、それに伴って増えているのが「腕・指のしびれ」「腱鞘炎」「肩・首の凝り」です。スマホを使うときの姿勢はどんな感じになってますか?座って猫背? 寝て片腕をあげた状態?多くの場合、身体にとって負担をかけた状態で使用されていると思います。

その姿勢から起こる症状のは様々ありますが今回は3つに分類してご紹介します。まず一つ目は、スマホでタイピングをする時の「親指の使い過ぎによる腱鞘炎」による手首周辺・親指のしびれや痛み。

2本の腱が通っている腱鞘(けんしょう)と呼ばれるトンネルのような部分が親指の使い過ぎによって分厚くなってしまったり、もしくは腱そのものが傷んでしまって結果として腱鞘炎となってまうのです。

二つ目は、 スマホも持つことで起こる「腕のねじれ」からなる肩こりや腕のしびれ

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私たちが何か手作業をする場合、必ずと言っていいほど肘から手先にかけて(前腕)をねじります。前腕には骨が2本あり、小指側に尺骨(しゃっこつ)という骨、親指側にとう骨があります。前腕をねじる時、前腕の小指側を中心にして腕はねじれます。(尺骨を中心にして、とう骨が尺骨の上に重なるように動きます。)尺骨は上腕骨と関節でつながっているのでほぼ動きませんが、とう骨は上腕骨と靱帯でつながっているのみのため前腕をねじる時、とう骨と上腕骨がつながっている靭帯が伸びながら前腕がねじられます。

そのねじれた状態が定着してくると、とう骨が少しずつ手首側にずれ上にある前腕や肩がひっぱられてゆがみ肩のゆがみ・姿勢不良から肩こりや腕のしびれを招きます。

3つ目はスマホを手に持ち・見る姿勢からくる「神経の圧迫」による手先のしびれ、二の腕のしびれ。腕への神経は、頚椎(首の骨)の間から出て腕、手先までありますが

その間で間隔が狭くなる部位が主に3箇所あり、神経が圧迫されやすい箇所となります。他にも症状や原因は様々あり、一人一人の生活スタイルや筋力によっても不調の現れ方が変わってきます。

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Arcus Barを使用することで、腕から指の過度な緊張を緩め姿勢が正しい位置で維持できるよう肩甲骨周りを鍛えて身体を整えていきましょう。

ピラティススタジオ カラーズ大阪


「身体の緊張化」をピラティスでどうケアする?

こんにちは。トレーナー荻原です。

「女性のためのライフスキル」疲労とコンディショニングセミナーを開催しました。

年齢による身体の変化が気になっている方は多いと思います。疲れやすくなった、夜眠るのが難しくなった、ふとした時に身体に痛みを感じる、動きが鈍くなった気がする、などの症状は年齢を重ねていくとともに起こりやすい症状の一例です。

特に女性は生涯のなかでホルモンの分泌に目まぐるしく変化があるため、加齢による体質の変化が起こりやすいといわれています。

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そのホルモンバランスの変化によって起こる様々な症状のなかで、あまり知られていない症状として「身体の緊張化」というものがあります。

一般的に身体が緊張する(力が入る)のは、精神面での緊張や日常生活の癖による要因を疑うことが多いのですが、ホルモンの変化により身体の力を抜くことが難しくなっていたり、力が入っていることに気づけなくなってくることがあります。特に指先に力が入っている人やそれによって指の関節に痛みが起こったりうまく指を曲げることができなくなっている場合は加齢による緊張化の可能性が高いといわれています。

その他身体の緊張化による症状が起こりやすい身体の部位として、首や顎、そして眼などがあります。また身体の関節も硬くなりやすくなったり、筋肉については自分の力の入りやすいところにばかり力を入れてしまうというのが緊張化の特徴でもあります。

そんな緊張化の症状を軽減させるために必要なことは「呼吸」を重要視すること、そして硬くなった部分ではなくそのそばにある関節を適度な負荷で動かしてあげることです。

緊張化を起こしている人は肩などで呼吸をして、呼吸筋である横隔膜を十分に動かせていない方が多いです。それにより横隔膜と密接に関わっている大腰筋の機能不全を起こし、股関節の硬さを生んでしまいます。

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パラセッターワークショップ Parasetter

パラセッターの上で身体を安定させた状態で呼吸を誘導することで、背面側にある横隔膜まで活性化させ、呼吸筋を整えるだけではなく自律神経にもしっかりと作用しホルモン分泌をスムーズにしていきます。

また、カラーズのパーソナルメンテナンスレッスンの中で必ず行う「プレピラティス」というムーブメントは、身体の各部位の関節をきめ細やかに動かしていくことで血流やリンパなどの体液の循環を促し身体のエネルギーの流れを促進することで緊張化を取り除く助けとなっていきます。

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加齢による身体の変化に対応するために何よりも重要なポイントは、変化していく自分自身の身体を知りそれを受容しその症状に合った対処をしていくことです。

10年前に成功した方法がいま同じように成功する可能性を期待するより、その10年の間に起こった生活の中の変化、身体の変化、気持ちの変化、社会的変化、対人の変化によっていま必要なことをしっかりと見極めていくことが必要です。

カラーズのピラティスレッスンでは必ず動きの中で自感を促し、いまのご自身の状況を把握していただくために下記のチェックを行っていきます。

①力を入れる・緩める(どこに力が入る?どこの力が抜けない?を自覚する)

②動かす(どこが動いてどこが動かない?)

③体軸を立てる(どの条件でバランスを崩す?体幹の力が働かないと四肢の力は抜けない)

④構え(元の形に戻ることができるか?動作のあとに基本にもどることができなければ次の動作には映れない→メンタルにも影響する)

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加齢による身体の変化に対応するために必要な要素は、認知(捉え方、据え方)、呼吸(酸素と二酸化炭素のバランスはとれているか)、循環(流すことをしているか)の3つがカギとなります。その3つを同時に行うことができるピラティスは年齢とともに変わっていく自分の身体をケアすることのできるメソッドです。

毎日の体の変化ををしっかりと受け入れ、楽しい毎日を過ごすための一つの手段としてピラティスを一緒に活用していきましょう。

 

ピラティススタジオ カラーズ大阪


ピラティスマシンを使って股関節の動きを改善

こんにちは。トレーナー稲森です。

理想的と考えられる姿勢を取るときに重要な役割を果たす「股関節」。歩く・走る・座るといった生活の様々なシーンの中でも股関節の機能的な動きはとても重要なポイントになってきます。現代の生活は股関節の使用頻度が低くなっているといわれ、股関節を使用しないかわりに膝や腰などを動かすことにより股関節の機能不全を起こしている人も少なくありません。

座りっぱなし・歩く距離や時間の短さなど私たちの股関節をどんどん甘やかしている毎日です。股関節には約21種類もの筋肉が関係しあっているといわれています。そのすべてが正しく動くことが、股関節の動きや安定の向上につながります。

例えばお尻を鍛えたい!と思った時に思いつくのは大殿筋や中殿筋・ハムストリングスなど、お尻周り周辺の大きな筋肉を鍛えるようなスクワットなどを思い浮かべますが、深層部の筋肉の安定性がないまま大きな筋肉を鍛えるトレーニングをしても効果が出るのが遅くなったり、酷いばあいは痛みが発生することもあります。

股関節は肩関節ととても似ていて、前面は弱く後面は強いという骨の形状や筋肉のつき方に特徴があります。後面で股関節をサポートしてくれているのは「臀筋群」股関節を正しい位置(大腿骨が寛骨にしっかりとはまっていること)にするには、臀筋群が正しく機能する必要があります。臀筋群を正しく機能させるためには凝り固まっている臀筋群はリリースが必要となってきます。

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リフォーマー

そして、深層部の筋肉を使用して股関節を正しく安定させること。これらの筋肉一つ一つに必要な作用があり、使用するため股関節の角度なども決まっています。

普段の生活のなかで股関節を一定の方向にしか動かさないことが続くと、どうしても使われにくい筋肉が生まれ、筋肉のアンバランスから脚の捻じれや歪みが引き起こされやすくなるのです。ピラティスマシンを使うことでトレーニングするコツをわかりやすく理解しながら動くことができ、効果を出すための近道となります。

まずは股関節を安定させる筋肉にスイッチを入れてから大き筋肉を鍛えていくことで、「安定と強さ」を同時につくりだすことができ、股関節が機能的にしっかり動いてくれるようになります。

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チェア

股関節が機能的に動くことは脚の悩みを改善することにも繋がります。そして股関節の動きは仙骨を通して背骨や頭蓋骨の動きにも密接に繋がっているため、結果的に体全体の機能改善も期待できるのです。小さな筋肉を鍛えるトレーニングは地味なものが多いのですが、コツコツと積み重ねることで体の変化が出やすくなってきます。使っていない筋肉をしっかりと呼び覚まして運動効果を高めていきましょう!

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ピラティススタジオ カラーズ大阪


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