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「カラダの芯が冷える」原因
- 2014-10-29 (水)
- ピラティス
こんにちは。
どんどん気温が下がってきて、一刻一刻と冬に近づいていますね。
体の冷えを感じる機会も増えてきました。
よく「体の芯が冷える」という表現をしますが「芯」である温度は
どうやって保たれているのでしょうか。
私たちは恒温動物で、体温が一定になっています。
体温が一定ということは、体のどこかで熱を発生しているからです。
このおかげで、夏の暑い中でも冬の厳しい寒さでも活動することができます。
特に、生命活動の中でも摂取した食物のエネルギーは、エネルギー代謝として
その80%が熱となって体を温めているといわれています。
外気などの気温や環境の変化によって熱を奪われても体温が一定に保てるように
体には体温調節中枢というしくみが備わっています。
特に体の中心の温度は約37度になるように、脳のなかの視床下部という部分が
常に監視しています。
これがいわゆるからだの「芯」の温度になります。
体温を維持する熱源はエネルギー代謝と言われますが、エネルギー代謝が
いちばん盛んに行われているのは「筋肉」です。
四肢の筋肉で発生した熱は、そこに流れ込んできた血液を温めます。
温まった血液は、静脈を通じて心臓に集まるので、心臓には全身の熱が
集積することになります。
体の筋肉量が落ちてしまうと代謝が下がる体が冷えると言われているのは、
こんなしくみがつくられているからなのですね。
また、体温調整中枢が体温を調節するとき交感神経を介して体に命令を送ることで
実行されているので自律神経の働きを整えておくことも、体の芯を確実に温める
ためには必要になってくることがわかります。
「筋力を上げること」そして「自律神経のバランスを整えること」
これに必要なのはやはり運動習慣ですね。
継続的な運動習慣を続けられるペースをみつけてつづけていくことは、
「カラダの芯を温める」ために必要不可欠。
日々の生活習慣のなかに体を動かす習慣を取り入れて
芯の温度を保っていきたいですね。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
元プロダンサー Pino Carboneとマスターストレッチ
こんにちは。
11月と12月のマスターストレッチ資格コースの日程のお知らせと、
今日はマスターストレッチの歴史について。
マスターストレッチは、
1996年にイタリアのフィレンツェで Mr. Filippo Gucci(グッチ家)がポロのゲーム中に
起きた落馬による怪我のリハビリがきっかけでピノカルボーネにより 開発されたものです。
20年以上アスリート、ダンサーへの指導、またリハビリテーションの場で研究と 観察を行った
経験と学びからマスターストレッチを導き出しました。
ピノカルボーネはプロフェッショナルダンサーとしてフィンランド、アメリカ、
カナダ などで活躍しました。その後、身体の動かし方をさらに探究する為、
ヨガ、 マーシャルアーツ、鍼療法、中国整体、指圧、太極拳などの運動療法を学び、
ジャイロトニックメソッドの開発期にはニューヨークのWhite Cloud Studioで Juliu Horvath、Hilary Cartwrightとジャイロトニックのプラクティスを行い、 イクイプメントの構築に
携わりました。
現在はBodyCodeSystemの創設者として、イングリッシュナショナルバレエ
ボストンバレエカンパニーでも毎年指導をおこなっています。
ミラノ・スカラ座エトワール・アメリカンバレエシアター プリンシパル
ロベルトボッレさんはケガをしてからPinoCarboneの指導を仰ぎ
コンディションの維持とパフォーマンスアップにつなげている。
マスターストレッチのプロトタイプは木で作った半円のものからスタートし、
細かい角度や幅にもこだわり試作しては使用してみては調整しての繰り返しで 試作は
100回以上、数年かけて現在の形状に出来上がました。
日中はトレーナーとして指導にあたっていたことで、夜に小さな部屋に籠り 試作を続け、
木の粉を沢山吸ってしまいアレルギーにもなってしまったようです。
しかし、そうして努力の甲斐あり安全性もふまえて全ての人に使用して もらえるような
今の形が完成しました。
ストレッチをかけながらコアも強化、正しい姿勢に整える優れたメソッドで
伊フィレンツェのベッキオ橋にスタジオを構えるピノはグッチ家の他に、
Madame Giovanna Ferragamo(フェラガモ家)はじめ老舗ファッションアイコン達を
多くクライアントに持ち、世界的なバレエダンサーの Roberto Bolle ロベルトボッレや
フィギュアスケーターのKatarina Witも マスターストレッチを愛用していることで
知られています。
イタリアを中心にヨーロッパ、ロシア、アメリカにも指導者を排出し、
ボストンバレエ団や中国国立バレエ団及び各種スタジオ・ジムでも導入され
プロフェッショナルダンサーから一般の老若男女まで幅広く愛用者がいます。
マスターストレッチ資格コーススケジュール
① 2014年 11月27日(水)・28日(木) 13:30-17:30 合計8時間
② 2014年 12月 6日(土)・ 7(日) 14:15-18:15 合計8時間
【受講料】 120,000 円+税 (テキスト、認定証書含む)
プレトレーニング・エクササイズ説明指導法・解剖学・呼吸法など合計8時間で
MasterStretch® 19ムーブメントを習得していきます。
マスターストレッチは、
美しい脚づくりにたいへん役立つトレーニングですが他にも多く目的があります。
☆ 足の機能にフォーカスする
指や足首の動きを多く含み、ふくらはぎやハムストリングス
股関節の機能を取り戻します。 これは他のワークにはあまり無い点ですね。
☆ 使いづらい部位をしっかり動かす
背骨のひとつひとつ、足首、足裏などの普段使いづらい部位 を丁寧に刺激していきます。
っかり動いた!と体感できる。
☆ パフォーマンスに活かしやすい
立位でワークを行う為、実践のフォーマンすに活きるテクニックを学ぶことができる。
ゴルファーやダンサーの実践者が多い!
☆ 人間の動作の中でもとくに大事なのが足裏
親指の付け根に位置しているMP関節へも意識を向けることが重要。
o脚もx脚も関節への荷重を意識するだけでつま先から膝の角度がキレイなラインに!
☆ カラダの歪みを整える
足裏から頭までを連動して動かしていくことによってつまりや過度の筋収縮が改善される。
目的
・しなやかなカラダになりたい
・美しい姿勢を手に入れたい
・柔軟性がもっと欲しい
・すらっと真っ直ぐな美脚を手に入れたい
・腰痛、肩こり、捻挫ぐせなどで困っている
などなど多くの利点があります。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
足を冷やさないための対策
- 2014-10-23 (木)
- ピラティス
こんにちは。
トレーナー木原です。
寒くなってきた今の時期、みなさんは足元どうされていますか?
今年は靴下が流行していることもあり、例年より靴下を着用されている方 が多い感じがします。
人間の体は血管が豊富な上半身に比べて下半身の血管は乏しく足が冷えると
身体全体の血流が悪くなり悪影響を及ぼしやすいため、
足はとても大切な箇所である と言われています。 体温で言うと、平熱が36°前後だと
足元は31°くらいになるそうです。 それだけ身体の構造からも足は大切な部分なのに、
冷えやすい部分となっているんですね。
最近では「冷えとり靴下」を実践している方も多いですね。
「冷えとり靴下」は靴下を順番に重ね履きし、常に足浴をしているような状態を作ります。
身体を温める方法の一つとして、とても有効な方法です。
ただマイナス面として、靴下を重ね履きすることから足が動かしにくくなるとも
言われています。 靴下で温めるだけではなく、足の筋肉を使うことで温める。
両方を兼ね備えていきたいですね。
そんな時におすすめなトレーニングは セラバンドを用いて行うフットワークです。
つま先を伸ばしたり…
お家でのトレーニングにもピッタリ。
冷えとり靴下の着用と合わせてトレーニングを行うことで冬本番に向けての
準備をしていきましょう!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
ランニングとピラティス
こんにちは!トレーナー村上です。
もうすぐ大阪マラソンですね。
参加される方はトレーニングも大詰めになってきているのではないでしょうか。
カラーズでも東京からの参加者の方から身体のケアの為ご予約いただいてます。
カラーズのある本町の周辺でも、オフィス街にも関わらず、ランニングサークルの
姿を見かけることがあります。
走るという動作は、身体の連動性の賜物。
足が地面を蹴る地面からの反発を利用して、身体でうまくバランスを調整しながら前に
進むエネルギーを作り出していきます。
弱い筋肉を鍛えていくことや、柔軟性を上げていくことももちろん重要ですが、
身体がしっかりと連動して動いているか、ということも重要な要素。
どうしても筋トレだけだと、単独の筋肉群だけにフォーカスが当たりがちですが、
身体の繋がりを重視したトレーニングが有効になってくると思います。
ピラティスでは、体幹を意識しながら四肢を動かすトレーニングが数多く存在します。
身体を繋げるベースである体幹を安定させておくことで、
四肢の独立した動き(アイソレーション)が、よりスムーズに働くことになります。
身体の連動性(ピラティスではコーディネーションという言い方をします)を高めて、
スムーズに走る身体の感覚をつくっていけば疲れにくい走りができるようになってきます!
大阪マラソンまではいかなくても、日々のコンディショニングにピラティスを
どんどん取り入れていけるとよいですね!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
チェアのトレーニングコースを開催しました。
こんにちは。トレーナー矢羽田です。
10月開催のピラティスチェアーのトレーナー養成講座が開催されました。
チェア資格コースは少人数制で今回は限定2名での開催となりました。
カラーズでは、BESJ(ボディエレメントシステムJAPAN)ピラティス資格を
提供していますが、
今回は他団体の資格保持者の方にご参加いただきました。
ピラティスのChairは、
「ピラティスリフォーマーが欲しいけど置くスペースがない」という方や、
「教えるのはまだ先だけど、勉強は深めていきたい!」という方にも
とても取り入れていただきやすいツールです。
まず、大きさが家の家具と一緒に収まるサイズなので、場所を取らないことと、
値段の手軽さ(リフォーマーの約三分の一)が取り入れやすい最大のメリットだと思います。
また、寝た状態で行うことが多いピラティスを立位や座位で行うことができるので、
より実践的な動きや強さを作り出すことができるので、
ピラティスでも欠かせないイクイプメントなのです。
今回ご参加いただいたい方々も、3日間のコースのなかで身体の変化や気付きが
たくさんあったようです!
次回の開催は12月となります。
少人数開催となりますので、お早目にお問合わせください!
ピラティススタジオ カラーズ大阪