- 2013-02-22 (金) 14:35
- セミナー
こんにちは!トレーナー安岡です。
先日の日曜日に「産後ケア」と「消化器官」についてのセミナーが開催されました。
漠然と知識はあるけれど、きっちり人に説明しようとするとできない…
そんな情報に対して明確なデータや学論に基づいた答えを掲示してくれ情報量・知識・勉強量にいつも驚かされます。
「マタニティ(妊婦)ケア」については、本が出ていたり、セミナーも開催されることも多く
勉強する機会もあるのですが、産後の女性の体に何が起こっているのかを知る機会は少なく、
とても貴重な情報を知ることができました。
産後のママが気にしなければいけないのはスタイルではなく「姿勢」であること。
産後スタイルを取り戻そうと、産後すぐに激しい運動をすることはリラキシンという
関節を緩ませるホルモンが分泌されているため骨盤をゆがませてしまう大きな原因に。。。
この時期にしっかり行っていきたいのが「呼吸」
妊娠中は普段に比べて呼吸数が多くなります。
うまく呼吸が出来ないとだんだんと肩での浅い呼吸に・・・
産後は赤ちゃんの抱っこやオムツ替えで背中は丸くなりがち、
さらに妊娠中のくせのまま肩で呼吸をしてしまうのがこの時期の大きな特徴と言われています。
うまく呼吸をするためには「吸う1に対して吐く2」がベストで
吸うよりも吐くほうがたくさん筋肉も使われるのです。
また呼吸をするための筋肉をしっかり使うことは立つために必要な筋肉を
使うことにつながるので、呼吸を整えることで自律神経のバランスを整えることとともに、
身体の姿勢をつくることへとつながっていくのです。
またしっかり吐き二酸化炭素を体内に溜め込まないことは、
疲れにくい身体、免疫力向上にもつながるので良いことづくし。
もちろん妊娠・出産に関係なく普段の生活の中でも大事にしていきたい呼吸。
妊婦さんにはより意識的に呼吸を取り入れマタニティライフから出産後まで
心地よい身体をつくっていっていただきたいです。
ちなみに、産後の運動は産後約8週ホルモンや身体のバランスが整ってきてから
動いても遅いということはありませんので、時期を待って運動を取り入れていきましょう!
ピラティススタジオ カラーズ大阪