- 2013-08-23 (金) 12:48
- ブログ
ダイエットは多くの人の永遠のテーマ。
そしてその最大のネックになってくるのは食事。
どうしても生きている限り人間は
エネルギー補給として食事をしなければいけません。
そしてそのエネルギーの自分にとっての適切な量を超えたとき、
体重が増えていくという当たり前の原理があります。
人によって必要なエネルギーの量は違います。
それは体質、基礎代謝の値、筋肉量、生活の中での動き、ストレス、など、
様々な要素が混ざり合っていて、とても複雑。
雑誌に載っていたから真似してやってみたけど効果が出ない
という経験をした方も多いのではないかと思います。
ご飯を食べすぎると太るのは誰でも知っていますが、太るのは身体に
脂肪がつくから。
あれ?ご飯は炭水化物(糖類)なのになぜ脂肪になるの?
それは簡単にいうと、脂肪の方がエネルギー源として身体の中に
保管しやすいという理由があります。
体内に取り入れられた食事は消化管から栄養素として吸収され、
様々な栄養素に転換されていきます。(中間代謝と呼ばれています)
人間は食べものから得たエネルギーを、空腹時の活動などに備えて貯蔵しています。
体の様々な細胞でエネルギーを引き出す主要な物質は、グルコースなどの単糖類。
そのグルコースはグリコーゲンとして貯蔵さるのですが、
貯蔵の際、グリコーゲンとして貯めておくよりも、
中性脂肪に変換して貯蔵しておいた方が、エネルギーへの変換率が高いため、
(アウトウォーター係数という指標があります)
ご飯(炭水化物)として体の中に取り入れた糖類は、
貯蔵のためエネルギー変換率の高い脂肪に変換されていきます。
そしてそれが過剰になったり、使われなかったりすることで
脂肪として残っていくということになるのです。
適切な食事の量を知ること、
そして自分の今ある生活の中で適度な運動量を確保することで
体と心のバランスを取ること。
自分の中の適切なバランスを知ることは難しいですが、
様々な提案の中から自分とってのベストバランスを
発見することが、ダイエットには必須なのではないかと思います。
ピラティススタジオ カラーズ大阪