- 2013-11-01 (金) 16:31
- コンディショニング
11月に入り、だんだんと寒さが増してきていますね。
普段の洋服も少しずつ厚着になってきました。
この季節に気になりはじめる症状のひとつとして、
首こり、肩こりがあります。
肩や首が凝るなどの不調は
姿勢の悪さが大きな要因です。
特に頭部分が身体より前に出てしまう姿勢によって
首や肩まわりの筋肉が過緊張になりやすくなります。
いわゆる アゴ が上がっている状態。
正しい位置から頭部が2.5センチ前に出るごとに、
頭から頸、肩などにある筋肉への負担は
4キロずつ増加すると言われています。
デスクワーク中心のお仕事をされている方は、
平均5~6センチ前に出ているといわれています。
常に4キロの負荷を肩や首まわりに与え続けていると思うと、
痛みやだるさが出るのも頷けます。
また、アゴが上がると、同時に骨盤も後ろに(猫背方向に)傾きやすくなり、
結果、首や肩に大きな負担がかかりやすくなります。
一時的な力みを取るには、顎が上がっていたら、少し引いてみる、
口の中で舌の居場所を上あごのところに置いてみる
など、
首、肩まわりの筋肉の過緊張を和らげる姿勢を取ることが有効です。
無理やり頭部分だけをもとに戻すだけでは、他の場所に負荷がかかり、
余計な力みにつながります。
全身のバランスを整えて、結果頭が正しい場所にくるというのが
理想的ではないかと思います。
そのためには、まず自分の体の状態を知ることが大事です。
足という土台から頭の先までがしっかり体の上に乗る姿勢を
取れるよう、自分の体の状態を知り、
必要なトレーニングしていくことが大事ですね。
ピラティススタジオ カラーズ大阪