- 2013-10-23 (水) 16:35
- コンディショニング
もうすぐ10月も終わり、11月に入ると冬も本番という雰囲気ですね。
今年は寒さが来るのが遅く、気持ちも少し油断しているので、
急に寒くなると、順応しきれない方が多いのではないかと思います。
寒さや冷えによって引き起こされる症状で多いのは、
・代謝の低下
・内臓の冷え感
・腹痛
・腰痛
・肩こり
など…様々なものがあると思います。
でもなぜ冷えが体幹部の症状としてあらわれやすいのでしょうか。
心臓のポンプ作用によって、人間の身体には血管を通して
血液が隈なく流れています。
毛細血管を通して足先まで流れ着いた血液が、
栄養を排出し、老廃物を受け入れて心臓に戻りますが、
足の筋力が衰えていたり、動きが悪かったりすると、
素早く体幹部に戻れないため、どんどん血液の温度が下がり、
冷えたものが体幹部に戻っていくことになります。
これが冷えの原因となります。
また、通常、体幹部にある血液の温度は38℃前後といわれていますが、
足先や指先など、末端から戻ってきた血液が冷えていれば、
おのずと体幹部の血液の温度も下がってくる状態になります。
こうして悪循環が生まれてくると、どんどん身体が冷えていくことになります。
末端の血液をなるべく温度を下げることなく素早く体幹部にもどせば、
体幹部も冷えにくくなる。
この好循環をつくれば身体の冷えからくる様々な症状を防ぐことにつながります。
それだけ足が筋力があり、自由に動けることが重要になってくるのです。
体幹部の冷えにはまず足から!
足のコンディショニングをしっかり行うことで、
不調の改善の一歩に繋がります。
ピラティススタジオ カラーズ大阪