- 2014-06-19 (木) 17:06
- ブログ
こんにちは。トレーナー嶋です。
血液はどこでつくられているかご存じですか?
私たちの体内を循環している血液は「骨髄」というところで作られています。
では「骨髄」ってどこにあるのでしょう・・?
骨髄とは骨の髄、つまり骨の中心部のことで、太い骨の中にあり
血液を作ってくれているのです。
そして、3か月という月日をかけて私たちの全身の血液は入れ替わるといわれています。
つまりこの身体の中の「太い骨」をしっかり動かすことで、血液はより多く作られるのです。
成人では以下の部分が代表的な部分としてあげられます。
「頭がい骨・肋骨・胸骨・大腿骨・上腕骨」
そして高齢になるとその部分が少なくなり、
「大腿骨と上腕骨」でしか作られないとも言われているのです。
なので高齢の方はこの脚の骨と腕の骨をしっかり動かすことが
身体の内側の健康へとつながります。
身体のいろんな場所で血液はつくられていますが、
上にあげた骨の部分の中で最近気になるのが腕の力が弱い方。
日常で腕を使う動作は、便利な世の中になっている分とても少なくなっていますね。
雑巾がけをしたり、重たい荷物を持つことも少なく、子育てを終えた方は子供を
抱きかかえたりすることもなくなり、パソコンを使うことが増えたり・・・と
どんどん腕の筋力は落ちていきます。
腕の筋肉をしっかり使うということは、腕の支える力が背中の筋肉ともつながり
背面への強化へとつながっていったり、肩関節や、肩甲骨の安定へとつながります。
そうすることで姿勢の改善や、肩こりへの改善へとつながります。
普段の生活の中で腕を使うという動作はとても少なくなっていますが、
上腕骨、つまり腕の骨をしっかり動かし使うということは、上半身での血液の生成にも
大きな役割を果たしているのです。
自分の体重くらいの重さは自分の腕でしっかりと支えれるようにしていきたいですね。
ピラティススタジオ カラーズ大阪