- 2016-05-01 (日) 19:56
- コンディショニング
こんにちは。トレーナー針間です。
少しずつ蒸し暑さがでてきましたね。。
梅雨の時期も近づいてきて、どうしても身体に水分が溜まりやすい季節です。
その身体の中を流れている様々な水分のなかで、
血液は、健康のバロメーターといわれています。
血液検査の結果から、身体の症状がわかることからもわかるように、
身体のいまおかれている状況は、血液にはすぐにあらわれます。
<血液の代表的な役割>
・活動に必要な栄養素を酸素を全身の細胞へ運ぶ
・代謝によってできた老廃物や二酸化炭素を肝臓や腎臓などへ運ぶ
・白血球などによる免疫機能をつかって殺菌や、ウィルスから身体を守る
そんな大事な役割を果たしている血液。血液は食事の影響も大きく関係してきますが、
なんとなく不調、という場合はもしかすると「血液力」が低下しているからかもしれません。
たとえば体調不良と血液、そして食生活の関係でわかりやすいのは貧血。
鉄分の摂取が不足すると、酸素を運ぶヘモグロビンの量が低下し、貧血状態を招きます。
また食事による脂質の取り過ぎは血液の流れを悪くして冷えにつながるほか、
血管の劣化を早めて動脈硬化を促進します。
この他にも、生活習慣から血液の状態が招く体調不良や病気があります。
現在の血液状態が悪くても血液は日々の生活で変わり、
血液の一部は尿や汗として排出され、また食事で取り込んだ栄養素から新たな血液が作られます。
食生活を見直して血液力アップをして全身の健康を育むことが不調の改善につながります!
そして食生活を改善し、健康的な血液を取り戻したら、
それを全身に流さないと意味がありません。
ピラティスは、強すぎない適度な負荷で、筋肉に外側から刺激を与えるのはもちろん、
呼吸を意識することで、内臓へも働きかけることができるため、血流の促進に大きな刺激を期待できます。
生活習慣の改善と同時に、ピラティスを通して健康な血液をしっかり全身に流して、
ここちよい身体づくりを目指していきたいですね。
ピラティススタジオ カラーズ大阪