- 2014-11-01 (土) 7:03
- コンディショニング
「感覚と力み」「リンパと体液循環」の2本立てセミナーを開催いたしました。
今回は「感覚と力み」について、
多くのシチュエーションで「力まないで力を抜いて」とよく言われますが、
「力んでいる」のはいったいどのような状態なんでしょうか?
⇒力が入った状態が持続している状態=力み
これが、肩こりや腰痛・身体の歪みの大きな原因となります。
力みには、①無意識の力み ②緊張からくる力みがあり
スポーツ選手などが競技で出る以外は ①のことが多くなります。
①無意識の力みは、自己意識で改善することができます。
ボディイメージをしっかりと持ち姿勢や安定した関節位置を認知すること。
この安定した位置感覚を身につけるに大切なのが「筋紡錘」
筋紡錘が脳とつながってやりとりをしています。
しっかりと使えるようにするには筋肉が必要となります。
これには、マッサージなどで筋肉・筋膜をリリースするだけでなく
トレーニングが 必要となってきます。
そして、力んでしまっている時のもうひとつの原因として、
両側性機能が低下し
・「上半身には力が入っていて、下半身の力は抜けてしまっている状態」
・「下半身には力が入っていて、上半身は力が抜けてしまっている状態」などの
可能性があります。
機能を上げていくためには、必要以上に同時収縮が起こらないようにする。
拮抗筋のコントロールをいかにしていくかということです。
これにはいくつか方法がありますのでまた次回紹介させて抱きます。
また、別の例をあげると・・
掴まり立ちを始めた赤ちゃんは、 脚の筋肉を全て収縮させて全身の関節をロック
させることで立っています。
大人がこれと同じような状態になると、腰痛や肩こり、関節の怪我など様々な
不調をを招いてしまいます。
力みにくい身体を目指すには身体の深部の筋肉を鍛えていくこと、
“コア”と呼ばれる場所を中心に大腰筋なども大切になってきます。
ピラティスが力んでいる状態を改善していくことにとっても役に立ちます。
どこに力を入れて、どこに力を入れることが大切なのかを理解して
トレーニングしていくことで力み解消し心地の良い状態を目指していきましょう!
ピラティススタジオ カラーズ大阪