「ピラティスと自律神経」セミナーを開催いたしました。
自律神経を専門分野とする土屋先生の講義は、すぐに役立てることができる情報ばかりでした!
自律神経は自分の意思通りにコントロールはできませんが、自分の身体を使って自律神経のバランスを
整えることができます。
それがピラティスでは姿勢を良くすることなのです。
自律神経は脳と脊髄と身体の各部分を結ぶ情報の連絡路ですが、自律神経の中でも出発点が異なります。
交感神経- 胸部・腰部から各臓器へ
副交感神経-頚部・仙骨から各臓器へ
そのため立っている方が心拍数はあがり、座っている方が心拍数は下がり、
伸展する(背骨を反らせる)と交感神経が優位になり、屈曲(前屈)すると副交感神経があがります。
それだけ背骨と自律神経は密接な関係があります。
背骨を正しく動かし姿勢を良くすることで、負のループ(緊張性反射)から抜け出すきっかけを
作ることができ、 自律神経を整えることにつながっていきます。
姿勢が良くするには、本来の骨や筋肉の役割を機能させることが必要です。まさにピラティスですね!
また自律神経を整える方法のポイントとして
<サーカディアンリズム(約1日・24時間の周期)>があります。
心拍数・呼吸数・体温のサーカディアンリズムはすべてにおいて午後3時あたりに上昇し交感神経が優位な
状態をつくり、 夜にかけてゆるやかに下降していきます。
そのサーカディアンリズムが、睡眠の質の低下・食生活の乱れ・運動不足・ストレス・病気など様々な要因で
乱れていくことで、自律神経の乱れにつながっていきます。
自律神経のバランスを整える(サーカディアンリズムを整える)ためには…
1 十分な睡眠を 午前2時までには就寝!
2 三食の食事 食事の間は4時間あける!
3 持久性の運動 心拍を使って血流を促す
4 休養 ココロと身体を休ませる!
これらのことから自律神経のバランスが整うと、本能的なココロと理性的な身体がつながり、
自分を自分で認め大事にすることができます。
それが本当の <元気・エネルギー・パワー> となるんですね!
ピラティススタジオ カラーズ大阪