- 2015-04-29 (水) 15:54
- ピラティス
こんにちは。トレーナー村上です。
トレーニングの概念のなかで、ポイントとなる要素のひとつに
「アイソレーション」というものがあります。
なんとなく難しい用語のようにも思えますが、日本語で書くと「分離」
関節や骨など、体を分離して動かす方法を学ぶことです。
体に不調が出る原因は「自分の体の声を無視していること」に尽きると思います。
大きな痛みや故障・不快感が出る前に体は必ず何かしらの”サイン”を出します。
それに気が付けないのは、体への感覚が鈍っている証拠。
「大きな痛みが出なければ気がつくことができない体」になってしまっている可能性が。
自分の体のことを知っていくことは、気づきをひきだしていくための第一歩。
たとえば、肩甲骨はどんな動きをするかをイメージできますか?
ここに紹介してあるだけでも6方向ありますが、これらすべての方向に
動いている肩甲骨を感じられると健全な肩甲骨の動きが保持できていると言えると思います。
これが「肩甲骨がしっかりアイソレーション(分離)して動かせるかどうか」になります。
現代人はある一定の姿勢(パソコン作業など)で数時間いることが多く、
肩甲骨まわりの筋肉が硬くなるなどの要因で、肩甲骨が動かない方が多いです。
それが、肩こりや腰痛をはじめ、そこから派生する体のアンバランスなどを引き起こしています。
結果、肩甲骨の動きを感じられなくなってしまいます。
まずは”骨がどの方向に動くか”をイメージすることがとても大事です。
「この辺りに肩甲骨があって、この方向に動く」というのを
頭の中で想像すると、イメージ通りに体は動こうとしてくれます。
ピラティスディスクを使用したワークショップを開催します。
日 時 2015年 6月 5日(金)14:30-16:30
受講料 8,640円(税込)
内 容 ピラティスディスクを使った12個のムーブメントを行っていきます。(レジュメ付)
このセミナーの中でご紹介するムーブメントのひとつ、肩甲骨のワーク
胸椎のラウンドと肩関節の外転に合わせて肩甲骨は上方回旋しています。
ディスクを使うことで、肩甲骨の動きをイメージしながら誘導できるので、
より立体的かつ協調的に肩甲骨の動きをイメージできるようになります。
体の感覚を高めると、そのほかのトレーニングが行いやすくなったり、
普段の生活のなかで、体の変化にいち早く気が付けるようになってきます。
ピラティススタジオ カラーズ大阪