こんにちは。トレーナー矢羽田です。
心地よい身体を長く保ち続けるためには自分にとっての「心地よい場所」を意識することが大切です。
身体の理想的なポジションを意識する方法やイメージは人それぞれ個人差があり、
同じイメージで共感できることもあれば、個性的な感覚や表現方法をお持ちの方もいらっしゃいます。
たとえば筋肉に力が入るときの感覚を言葉で表現すると「ギュッと」「グっーと」「カチッと」など、人によって
分かりやすい!と感じる言葉が違いますね。
育ってきた環境や運動経験、現在の生活習慣などが影響していると思われます。
そこで鍵になってくるのが「想像力」 自分の骨や筋肉をイメージの中で描けるかどうかで
動きの質は全く変わってきます。
最初は「つもり」でもいいので、この辺りに肩甲骨がある、この辺りに大腿骨がある…というのをイメージして、
それを動かしたい方向をイメージすると、それと連動して正しい筋肉も働きやすくなります。
先週のスタッフトレーニングでは、そんなイメージのシェアも行ないました。
先月イタリアで学んできた「新しいイメージ」の共有をしながら、動きを一つひとつ確認していきました。
例えばスカルプターという器具
内腿のトレーニングをするとき、ただ単にこの器具を内転筋で挟む、だけではなく、一度「ひきあげる」という
イメージ付けをしてから行うことで、安定感や骨盤底筋群へのイメージがより確かなものになることが実感できます。
特に骨の位置や動きを明確にイメージできればできるほど、身体の理想的なポジションが明確になってきます。
自分の身体を解剖学の図と照らし合わせながらトレーニングができるとちょっと違う感覚が生まれます。
ピラティススタジオ カラーズ大阪