- 2015-05-22 (金) 10:39
- ボディキー
こんにちは。トレーナー大塚です。
バレエなどの踊りやその他のパフォーマンスをしている方がテクニックの安定のために必要だと感じる「強さ」が
たくさんあると思います。
自重がかかかる中で動かさなければならない脚の力みのないしなやかな「強さ」さだったり、
ブレや弱さのない体幹の「強さ」なだったり。
踊りのテクニックが安定しているダンサーの共通点の1つに腕の強さがあります!
腕は体重を支えることは少ないため強さは必要なさそうですが、片腕は意外と重たく3~4kgあると言われています。
これを支えるための腕の筋力も必要ですが、それだけで支えようとすると、腕に振り回され、軸のブレなどが
起こりバランスが崩れてしまいます。
そこでキーポイントになってくるのが広背筋といわれる背中の筋肉。
背中の一番大きな筋肉である広背筋の停止(筋肉が付着している場所)は上腕骨(腕の骨)です。
広背筋の役割は肩関節の伸展、内旋、内転と体幹の伸展と回旋などであり、「腕の動き」を作り出している筋肉の一つなのです。
ポールドブラの、どのポジションもほぼ肩関節が僅かに内旋した状態でつくられ、広背筋が同時に使用されています。
また広背筋は胸椎や腰椎を通り、腸骨稜(骨盤)まで付着しています。
広背筋は体幹部背面にあるため、広背筋は体幹の強さにもかかわってくることがわかります。
そして骨盤に付着しているということは、骨盤にある股関節にも影響を与えあっている可能性があるのです!
こうやって考えていくと、「腕が弱い」「脚が弱い」原因や対処法は別の場所にある可能性もありますね。
ここで大事なのは、部分的に体を据えないこと。
からだはすべての動きの中で最適なバランスで動いているということをちゃんとしっているかどうか、が重要になります。
そしてそれらがしっかり繋がりをもって成立していることをイメージするだけでも踊りは変わってくると思います。
背面と腕のコネクションを意識しながら動いていくことで、体幹をサポートし、テクニックが安定したレベルの高い
踊りに繋げていくことができます。
バレエのためのボディワークワークショップ
日 時 2015年 6月 11日(木)14:00-16:00
受講料 8,000円+税
対 象 バレエ・ダンス経験者
この大事な体の繋がりを今回は「ダンスルーラー」「ボディキー」を使用しながら
股関節と体の関係性、腕や足などに振り回されない強さと安定を紐解いていきます!
お申込み・お問い合わせはスタジオまで! info@studio-colors.com 06-4964-0735
ピラティススタジオ カラーズ大阪