- 2015-11-06 (金) 19:38
- コンディショニング | ピラティス | ワークショップ・セミナー
こんにちは。
「ピラティストレーナーの為の運動生理学」「下肢の評価と修正」セミナーを開催いたしました。
今回のテーマは、運動を教える基礎となる「運動生理学」から、
運動指導を見つめなおしました。
□運動の基礎となるオープンキネティックチェーン(OKC)とクローズキネティックチェーン(CKC)
クライアントに必要なのはどっち?
□フィックスポイントとモバイルポイントを設定するとき、
クライアントの必要な動作とトレーニングが合致しているのか?
□ROM(レンジオブモーション)を理解してクライアントを指導できているか?
□ピラティスとしての正しさに囚われていないか?
一人ひとりの体格に合わせたオプティマルポジションを見つけられているか?
スタンディング(立位)でのトレーニングの重要性。
人間の活動は必ず立位にて行われるものなので、
トレーニングの最後に必ず立位トレーニングを入れて、再現性を高める必要があります。
ピラティスはどうしても床の上に寝た状態で動くものが多いので足りない分を補う必要性・立位トレーニングの
万能ツールとしてTye4を紹介!
また、いろいろなトピックスのなかでピラティストレーナーは「ムーブメントを教えるのに夢中…」
パーソナルトレーナーは「身体を評価するのに夢中…」というお話しがありました。
ピラティストレーナーが陥りやすい傾向として、
クライアントの本当の希望、例えば肩こり、腰痛、姿勢改善、などを
ピラティスを理解してもらいたい!というトレーナーの想いが
上回ってしまう場合があるのではないかと思います。
クライアントにとって、ピラティスはただの「手段」であり、「目的」ではないことが
大半なのではないかと思います。
殆どのクライアントの目的は「身体を理想的な方向に変化させる」こと。
ここを見失わずにいることが、運動指導をしていく上で
一番大事な部分だということを再確認するセミナーとなりました。
ピラティススタジオ カラーズ大阪