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「感覚」を研ぎすますと

こんにちは。トレーナー岸本です。

「4月」に入り、新学期・新年度で環境の変化が著しい時期となりました。

そんな忙しい日々の中で無意識に頼りがちな「大脳の働き」を本来持っている「感覚」と併せてご紹介します。
私たちが今生活している環境は、コンクリートに囲まれ、アスファルトが敷かれた場所が多く、
便利なテレビや電子レンジなどの 電化製品にあふれて、移動も車や飛行機などがあって、歩く必要もなくなっています。

自然の環境ではたくさんの草木、動物、昆虫が共存していていろいろな関係性の中でバランスと調和がとれて多様性がありますよね。

私たちは知らず知らずのうちに作られた環境の中で本当は自分の中にある”感覚”を失いやすくなってしまっており

人間の最大の特徴である”大脳”を使って、自然と”大脳”を使って生きやすい環境になっているのです。
”大脳”を使って生きていると、

→身体の外の世界へ強く意識や感心が向かいやすくなります。
→考え方や感じ方がひとつの方向や角度に固定されやすくなります。
→”大脳”への血流が増えて、頭を中心に生きるようになります。
この傾向が強くなってくると、頭がずっと働き続けて、自律神経も高ぶったままになりやすくなって
眠りが浅いとか、疲れが取れずらいといった感じが出てきたり、精神的な不調も多くなってきます。

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また意識が身体の外側に向かっているので、自分の身体の中の情報がうまく脳に吸い上げられなくなって、
自分の身体の中がどうなっているのか感覚がなくなってきます。
こうなってくると自分の身体なのに、どんどん鈍感になってしまい身体の中で病気が起こってきても重大になるまで気がつかなかったり
自分ではしっかり動いているつもりでも、ある部分だけに動きの負担をかけてしまったり
身体が壊れていく要因になりやすくなります。

そこで大切なことは『鈍感になってしまっているだけで、もともと誰にでもちゃんと自分の中に”感覚”はある』ということ。

そして自分の中にある”感覚”を磨こう!とういうことです。
【”感覚”を磨く=本来あるものに気づけるようになる】
ゲームをしていると”大脳”が喜んでいます。
するとゲームをしやすいように目は画面に近づいて、手先を使いやすいように身体は丸まっていきます。

そこで重力を”感覚”で感じられるようにするとそれに自然と適応しようとして姿勢は良くなっていきます。
”大脳”は美味しいものをたらふく食べたいんです。
すると、胃腸の消化吸収能力以上にたくさん食べて、デザートは別腹です…

でも、少し胃の膨らみ方に意識を落として食べてみるだけで、自然と満腹がわかって食事の量は適量で収まるようになっていきます。

”大脳”を使った考えることから少し離れて、”感覚”=感じることに世界を少しシフトしてみると、
自分の身体のことを自分で感じられるというのは、安心感も生まれますし、何より自分の身体が楽しめるようになります。

日常生活も健康も、感じられることがだいぶ変わってきます。

ピラティスでは常に自分の感覚を感じながら動いていきます。
周りの音から離れ、自分の内側へ集中することで身体の状態に目を向けることが出来ます。

その習慣が不調や病気などの早期発見につながったり、ストレス社会に負けない身体作りへとつながっていきます。

忙しい時期こそ、環境の変化が著しい時こそ、ピラティスを通して自分の身体に集中する時間を大切にし、身体の感覚にスイッチを入れ直していきましょう!

ピラティススタジオ カラーズ大阪


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