- 2017-09-08 (金) 20:24
- BESJピラティス | エリザベス ラーキン | セミナー | ピラティス
こんにちは。トレーナー村上です。
東京で開催されたエリザベスラーカム氏のピラティスエデュケーションコースに
カラーズのトレーナー3名が2 日間参加させていただきました。
Elizabeth Larkam氏は 世界的にボディワークのイノベーターとして認められているピラティスマスターであり、「Gold Certified PMA teacher」 「バランスドボディ マスターティーチャー・プログラムディレクター」としてピラティスの指導をされています。
ファーストジェネレーションRon Fletcher, Eve Gentry, Carola Trier, Romana Kryzanowska, Bruce Kingから学びスタンフォード大学・サンフランシスコ大学・Saint Francis Memorial Hospitalなどで 35年以上の ピラティス指導の経験をとおして作り出してきたエリザベスラーキンスタイルのメソッドを学んできました。
ラーカム先生はアメリカのピラティス界でマスターとして知られている方でジョセフピラティス氏が行っていた体を強くするピラティスを病院でのリハビリテーションとして進化させた功績人でもあります。
今回の来日は2 回目ともありラーカム先生も少しリラックスモードでした。1 日目はラーカム先生が開発者の一人として作られたツールである「ピラティスディスク」のムーブメントからスタート。
固有受容器や筋膜連鎖を多用したムーブメントは神経系の強化とコントロールをメインターゲットとしながら、効率的に体の連動性をつくっていきます。バランス力や自分自身に集中して 繋げていくワークが多く脳が大変疲れますが身体の変化は大きく、
身長が5センチ伸びたような感じになりました。
二日目は筋膜とピラティスとの繋がりを重視したムーブメントが中心の講義!
エリザベス ラーカム氏がいつもおっしゃることは、「初めての動きをする時に、どう意識するかを明確にすること」が重要であること!それによって、今後の質がまったくかわり、効果が高まるということ。そして、アドバンス(運動経験者向けやよりレベルを上げる) = 強度を上げる ではない
いままで体験したことがないことを体に体験させることもアドバンスになる新しい刺激を入れることで人間の身体は良い方向へ生まれ変わると重要性をお話しされていました。
筋膜理論が一般化する何十年前から筋膜に着目して研究・実践し続けているラーカム先生のムーブメントはとても効果的で理論の上にしっかりと構築されたメソッドを実践することができました。
2日間18時間のコースでしたが、疲れるどころか体がとてもスッキリして、心地よい身体の居場所を確保したような爽快感がとても感動的でした。
体を細部まで自分のものとしてしっかりとケアしてメンテナンスできるようにレッスンの中でもお伝えしていきます。
ピラティススタジオ カラーズ大阪