- 2017-09-03 (日) 11:39
- Parasetter | パラセッター | ピラティス
こんにちは。トレーナーの矢羽田です。
Parasetter®パラセッターのセミナーを開催致しました。
パラセッターの効果的な使用方法や様々なリリース方法や強化のアイデア。
お家で使う目的の方から、トレーナの方まで幅広くご参加いただきました。
2つの山型によって背骨に負担がかかりにくいポジションにすることができ、肋骨・頭蓋から骨盤まで
リラックス状態を得ることができます。
この山型部分が肩甲骨と肋骨の間でサポートすることにより、脊柱が浮き周りの筋肉の負担が軽減されていきます。
2つの付属品の1つヘッドサポートは、牽引のような効果を生み出し脊柱を伸ばしてくれます。
リブラップは、呼吸活動を認識しやすくなり運動効果の向上に繋げていきます。
パラセッター上で、意識して呼吸を10分間行うことで肋骨背部が刺激され、肋間筋を柔軟にし
横隔膜の効率的な運動を導きだします。3ディメンションの意識的な呼吸は内臓・筋肉の適正な運動には
欠かせません。
また、この呼吸活動は筋膜のモビリティの改善にも繋がり良いアライメントへとリセットしてくれます。
まず、呼吸で背面を意識し小さい動きで骨盤周りを緩めたり、バランスを取りながら動くことで歪みを整えていきました。
スマートベルというツールを一緒に使うことで肩甲骨が安定し、背骨の動きが良くなります。
日々の生活の疲れや、スマートフォンの使いすぎ・ストレス・運動不足によって背中が痛い・
ガチガチに固まって体が重たい・首も方もバリバリに凝っているなど激しい運動をしているわけで
もないのに、背中がつらいのは自律神経とも深い関係があります。
ストレスが溜まると「ココロもカラダも疲れている!なんとか元気にならなくては!!」
と感じた交感神経がフル活動し始めます。交感神経が働くと、
心臓や肺などの臓器に血液が多く送られ活動モードに。
主要な臓器が活発に動いてくれる代わりに、筋肉や器官につながる血管はギュッと収縮し
血液の流れが悪くなってしまいます。
交感神経が過剰に働くことで緊張状態になり、筋肉が強張り背中の違和感を感じるようになります。
姿勢も崩れやすくなり、呼吸が浅くなるので、脳や身体に十分な酸素が行き渡らずイライラしやすくなります。
逆に副交感神経が活発になれば、筋肉も血管も緩み、リラックスすることが出来ます。
忙しくしているときこそ、パラセッターに乗って身体を癒やしてあげる時間をつくることで、
自律神経が本来持っている交感神経と副交感神経の入れ替わるリズムを取り戻す効果が期待できます。
ピラティススタジオ カラーズ大阪