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筋膜を意識したピラティスムーブメントの効果

こんにちは。トレーナー村上です。

身体のいたるところにはりめぐらされているといわれている「筋膜」
この筋膜を知りピラティスに活用していくエリザベスラーカムスタイルピラティスのセミナーを開催しました。

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筋膜は基質(ヒアルロン酸など)や水分、繊維(コラーゲン、他)などで構成されていて、常に水分を多く含んでいる状態が健康であるといわれています。筋膜は心膜、骨膜、髄膜、腹膜、など、体の骨や臓器、筋肉や脂肪の隙間まで全身に張り巡らされているシステムで皮膚のすぐ下から既に筋膜が存在しています。

そんな様々な場所に存在する筋膜のなかでも筋肉にある「筋筋膜」の力のラインを意識することで、筋膜へのアプローチを意識したピラティスを考えることができるようになります。

ピラティスマスターであるエリザベスラーカム先生の提唱する筋筋膜の代表的な7つの力のラインを意識すると、ピラティスのムーブメントがより立体的に連動性と繋がりが生まれ、また違った効果を引き出すことができます。

筋膜の特性として「長い流れと繋がりで動くことで筋膜はトレーニングされる」という定義があります。
これはピラティスのトレーニングそのものと考え方は全く同じのため、足先から頭・指先までしっかり意識して行うピラティスは、筋膜への影響も大きいといえます。

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エリザベスラーカムメソッドでは、体にある感覚受容器を積極的に使う、逆に使わないことによる体への影響なども微細にみていきます。ペンフィールドホムンクルスの感覚受容の図からもわかるように、顔にある感覚の部分は脳に大きな反応が起こることが実証されています。

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特に目と舌という感覚反応の高い部分を効果的に使用することは、実際にムーブメントをしてみると意識的に感覚器をコントロールすることがとても重要な要素になることが実感できます。

神経系のステップとして
①動きを繰り返す
②習慣になる
③姿勢をつくる
④構造となる
⑤筋膜に影響がでる   という5段階があります。

悪い動きの癖を繰り返すことでそれが習慣になり、そこから姿勢がつくられ、そのまま構造化し筋膜に書き込まれてしまうと、それを修正するためには短いパターンで6週間、長くかかる場合は2年の歳月がかかるといわれています。

身体の感覚受容器の感度を上げ、全身を隅々までコントロールしトレーニングすることは筋膜の健康にも繋がります。

身体を動かさないことでその部分の水分がなくなり、筋膜は機能的に働かなくなるといわれています。継続的な運動が最も簡単な筋膜の健康を維持する方法でもあります。

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①

 

筋膜の繋がりを意識したピラティスはとても気持ちいいと感じてもらえると思います。

プライベートレッスンの中でも紹介していきます。

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