こんにちは。
3日間イタリア・フィレンツェのBodyCodeSystem本部主催のマスタートレーナートレーナー研修に参加してきました。今回は、日本から5名が参加して各国のマスターストレッチマスタートレーナーの方とスキルアップトレーニングを行いました。
1日目はマスターストレッチのベーシックの復習からスタート。
イタリアのスタジオで熱心なイタリア人トレーナーと共に受けるクラスはとても新鮮でいつものムーブメントでも沢山の気付きを与えてくれます。指導経験が増えることで細かい修正点も気になっていくのですが、ベーシックにシンプルに身体を整えていく大切さを思い出させていただきした。
午後からは、上半身のトレーニングの為に開発されたマスターストレッチ バンジートーン。背中や腕に意識を集中させていきやすいムーブメントが加わり、しなやかで強い筋肉を必要とされる方にとてもオススメです。
2日目は、姿勢改善メソッド『 ARPD – Auto Postual Dinamic Rieducation 』 コースの総復習と新しいエクササイズ。
ダンサーさんではなく、一般の身体を動かしていない方にどのように良い姿勢を維持してもらおうと考えられたメソッドは、カラダの機能を考え下肢からリリースすることで、骨盤や背骨まわりの柔軟性も上がりエクササイズをすることの効率を高めてくれます。柔軟性もかなりあがりました。
BodyKey ボディキーのトレーニングは、
どの様にクライアントにムーブメントをフィットさせていくのか?ということをしっかり考える時間でした。
それには、まず自分のカラダとエクササイズの関係をしっかりと感じて考える為に、エクササイズを何度も何度も繰り返し練習していきました。ムーブメントのスピードを強度を変え自身をコントロールしながらフィットさせていくことで身体感覚がどんどん研ぎ澄まされていきます。頭で考えて動くことも大切ですが、動きに集中して動かすことで身体に変化を与えていく大切さを身をもって実感しました。
新しいプログラムとして 「Sculptor スカルプター」コースを受講しました。
骨盤底筋群・内転筋など強化に最適なツールですが、腕の強化や首の胸周りのリリースにも効果を発揮してくれます。たいへん効果があったので、スカルプターのワークショップは3月からカラーズでもおこなっていきます!
最終日はコンディショニングツール・ペガサスのレッスンから。
いくつかリクエストさせていただき、クライアントさんの症状を改善するメニューをレクチャーしていただきました。
スプリングや足のポジションが絶妙で、気温の変化やストレスで動きが悪くなる背骨のモビリティがどんどん良くなっていくのを感じました。自律神経による不調を感じる方にぜひ体感していだきたいです。
そして、新しくできた ダンサーの為のプログラム 「 Innovative Technique for dance 」は、
トレーニングの前に、身体の機能チェックをおこなっていきます。踊る上での身体の機能的な動かし方、特に重要な下肢の使い方を分かりやすく、楽しいレッスンであっという間に時間が過ぎていきました。10歳から受講可能だそうで、視覚で確認したり、ビッグボールを使ったり、遊びココロもあるのでお子さんでも楽しみながら学習できるメニューです。
今回もPinoCarbone氏の想像性、飽くなき探究心に感銘を受け、ツールやトレーニングの持つ力など、自分自信やクライアントさんと向き合う心得など、沢山の学びと気付きがありました。
レッスン・資格コースやブラッシュアップセミナーなどで皆さんにお伝えさせていただきます!
Pino氏と他のマスターティーチャーは2018年5月に来日予定です。
ピラティススタジオ カラーズ大阪