こんにちは。トレーナーの矢羽田です。
ピラティスは、「難しい」というお話を何回かいただいたことがあります。
レッスンでピラティスのムーブメントをそのままクライアントの方にしてしますと、なかかなフィットしないと思います。
ピラティスをお一人お一人に合わせる「クライアントファースト」というコンセプトを一番大切にしてきたピラティスファーストジェネレーションのイヴ・ジェントリー氏は「プレピラティス」を考案しました。
そのプレピラティスの活用法とブリティッシュスタイルのセミナーを近所のスタジオをお借りして開催致しました!
私たちがレッスンで行っているBodyElementSystemJapanのピラティスの特徴である「プレピラティス」は、
エクササイズの準備のための「プレ」という考え方よりも、イヴ・ジェントリーが考えるプレピラティスはリリースワークやカラダの使い方の学習的な要素が強いことに特徴があります。当時第一線で活躍していたダンサーでもあったイブ・ジェントリーは、自らの乳がん罹患(片千房の全摘出)による身体の不調和をピラティスによって克服した経験や、自身のクライアントと向き合うなかで、プレピラティスを構築していきました。
ピラティスで身体が変わる為には様々な要素が必要ですが、特に下記に挙げたテーマはプレピラティスを知ることで身につけるスピードが上がります。
①自分の身体に向き合い、動いているのか、動いていないのかを知ること
②日常使っていない部分、動いていない部分を動かして本来の機能を取り戻す
③使いすぎて「力み」やすい部分を、小さい動きで力みを減らしていくこと
④癖の修正
小さい動きで自分の身体に集中し、コントロールするプレピラティスを実践するとピラティスのコンセプトを理解する近道になります。
セミナーでは、パソコン作業などで固まりやすい胸周りや、大腿四頭筋の使いすぎをプレピラティスの動きで緩めながら、レッスンにどの用に組み込んでいくと効果的なのかを勉強していきました。ピラティスに大切な呼吸も、胸や肋骨のどの部分が固まっていて動きを制限しているのかなどレッスンなどではお伝え仕切れない部分を詳しく学んでいく機会となりました。
簡単だと思われやすいプレピラティスですが、自分でコントロール出来るようになると、リハビリや、身体が固まっている方だけでなくパフォーマンスアップに繋がります!
この、プレピラティスをより簡単に効果的に導いてくれるのが「TYE4® タイフォー」なんです!
TYE4は、装着して動くけで自然に身体が伸び・働き・アライメントの調整と身体の使い方を改善するように考えられたレジスタンスシステムです。
2方向へ自然と誘導してくれるので、常にその状態を維持し全身の伸びをつくってくれます。また、体幹を強くし力みのないしなやかで綺麗なカラダづくりにも最適です。
そしてセミナー後半はアラン・ハードマン氏がイギリスで確立したスタイル「ブリティッシュスタイル」について。
プレピラティスを考えたイヴ・ジェントリーの影響を受けているため、呼吸を大切にし、ターゲットとされている筋肉以外をリラックスして、身体に緊張が無いようにムーブメントを行うことを重点にしています。
基本の動きを腰椎が硬い人へ無理のないポジションで動くポイント、少し振付のように流れるような動きで背骨周りの動き良くしながら、強化をする動きなど、アメリカのピラティスとはまた違ったピラティスを体感することができました。
プレピラティスによって身体を目覚めさせる心地良さや、ブリティッシュスタイルの流れるような動きの気持ちよさを感じていただけるよう、少しづつレッスンでお伝えしていきたいと思います。
ピラティススタジオ カラーズ大阪