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マタニティケアピラティス & 骨盤底筋群について

こんにちは。トレーナー木原です。

先日「マタニティケアピラティス・骨盤底筋群について」2本立てセミナーを開催しました。

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ピラティスがなぜ産前産後の身体にいいのか?
骨盤底筋群って実際のところはどうなっているの?

なんとなくの知識を自信を持ってお伝えしていっていただけるよう、解説をしながらムーブメントに取り組んでいきました。産前産後の身体は著しく変化し、外見のみならず身体の中も著しく変化しています。ホルモンの影響、循環器系の変化は大きく、トレーニングをする際はそれらを考慮した上で行なっていくことが大切です。また子宮が大きくなるにつれ背骨の湾曲や横隔膜の配置が変わってきます。

ピラティスで背骨を整え、仙骨・尾骨のポジションを整え、骨盤底筋群・横隔膜のコントロール力を身につけることは、出産時に大いに役立ちます。

特に四つ這いでのムーブメントは母体に負荷をかけにくく、背骨は柔軟に、インナーマッスルは安定するようトレーニングが行えます。

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また呼吸を使って横隔膜や骨盤底筋群を連動させ、インナーマッスルの安定を強化することは、妊娠中の身体を整えることはもちろん、産後のお身体の回復の助けとなります。産前産後のお身体にも大切ですが、普段の生活から意識をしたい「骨盤底筋群」。

骨盤底筋群も表層部と深層部があり、様々な方向に様々な筋肉が重なり合っているのが特徴です。主な機能は尿や便のコントロール、骨盤の安定、内臓を支え、持ち上げ、そして出産時には胎児の通り道になります。

一般的に女性は骨盤底筋群がゆるみやすいと言われています。とくに出産を経験された方の多くは、緩んだ状態が続いており、尿漏れや臓器脱、腰痛の原因となることもあります。実際に骨盤底筋群は触ってトレーニングすることが難しいため、できるだけ正確なイメージを持って、自分で意識を向けてトレーニングを行うことが大切です。

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また効果的にトレーニングを行うためにはわかりやすいものを選び、周りの筋肉群と協働させて、コントロールして行い、毎日少しずつ行うことがポイントです。

今回はミニボールを使い骨盤底筋群を活性化させるトレーニングを行なっていきました。様々なトレーニングの種目の中でも、骨盤底筋群が活性化しやすく、周りの筋肉群と連動しやすいと言われているのが「ヒップエスカレーター(ブリッジ)」

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尾骨を少し前に牽引するイメージや座骨同士を引き寄せて脚のポジションを安定させること、またお尻を持ち上げて臀筋群を使うことから、機能的であると言われています。

「コークスクリュー」は、それらのイメージをより強化していくのに適しています。足が床に接していないことから、コントロールは難しくなりますが、そうすることでさらに強化して行えるのです。骨盤底筋群は自律神経と体性神経の分布があり、意思でコントロールできるところでありながらも、精神面の影響を受けやすい部分でもあると言われています。

ピラティスで骨盤底筋群のコントロール力を上げることで、より快適な気持ちで、快適に過ごせる体づくりをしていきましょう!

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