こんにちは。
カラーズのトレーナーがピラティスなどのボディワークをいつも勉強させていただいている先生方(ニューヨークシティバレエの代表フィジカルセラピストMarika Molnar 先生・アメリカンバレエシアタープリンシパル ロベルトボッレ氏のコンディショニングを担当するPino Carbone先生・筋膜のスペシャリストElizabeth Larkam先生)のプログラムをスタジオでは体系化して身体づくりの為のメソッドとしてお伝えしています。
バレエを指導している多くの方はバレエの経験者なのではないでしょうか?教えるときに「どうしてこれができないのだろう」「伝えたいことがうまく伝わらない」「なぜこうなるのだろう」と悩んでいませんか。
また解決方法として、「私の時はこうやってみた」「こうやるといいと習った」「繰り返すことでできるようになってきた」など経験から解決策を見出す方も多いのではないでしょうか。しかし昔と今のバレエでは、求められる要素が変わっています。
昔よりピルエットの回転数は増え、アクロバティックなパも繰り込まれることが増えました。またクラシックバレエのダンサーがコンテンポラリーダンスを踊ることも増えました。基礎となる身体の「強さ」と「リラックス」が昔よりも必要とされています。
ニューヨークシティバレエでは、身体のトレーニングやケアに「TYE4 タイフォー」「Parasetter パラセッター」「MINIS」が使われています。
元バレエダンサーのピノ氏が開発した「マスターストレッチ」は、元々はリハビリを目的に考案されました。ジャイロトニックのマシン開発にも携わったピノ氏はその豊かな発想力からバレリーナに必要な「柔軟性」「筋力」「コントロール力」を短時間でトレーニングできるよう様々なツールを開発してきました。バレエスタジオで取り入れやすいようにと考えられた「マスターストレッチ」は足に装着してバーを使って行えます。15分で変化は歴然。一人一人の体に合わせて行うことで怪我を未然に防ぎ、踊りやすい体づくりを行なっていきます。
この「ProArch プロアーチ」もピノ氏が開発した足から股関節までのアライメント調整メソッドです。見た目や名前から足の甲をだすツールだと思われがちなプロアーチですが、本来は足や脚のアライメントを整えてくれるのが最大の特徴です。足底をニュートラルな状態に戻すので、もちろん甲の柔軟性も高める効果もあります。どんなに柔らかい人でも必ず硬い部分があり、それが怪我や脚のラインがくずれてしまっている原因ですがそれらをしっかり緩めてくれます。その結果として、・怪我を防ぐ・脚のラインを美しく・軸が定まりすくなる という効果がたった5分程で出すことが可能なツールです。
コンディショニングマシン「Pegasus」でトレーニングするロベルトボッレ氏
最近では、トレーニングを行うバレエ教室が増えできました。バレエレッスンの前のウォームアップにトレーニングをしたり、バレエレッスンにトレーニング要素を取り入れたりと。その多くはバレエの先生がトレーニングの先生として指導されます。海外のバレエ団では、「技術を磨く先生」と「身体を見てトレーニングをするトレーナー」は異なります。日本でもスケートやスキーまたは野球やサッカーなどスポーツでも役割はしっかりとわかれています。
身体を鍛えるためには時には「バレエ」の動きとは逆の動作が必要なことがあります。例えばターンアウト。ターンアウトばかり行なっていることで、ターンアウトに必要な筋肉が過度に緊張しており、理想的なターンアウトが行えなくなっているケース。これはレッスンを繰り返していても改善せず、筋肉を緩めること、正しいポジションに戻すこと、正しい位置で関節を支えられる筋肉を呼び起こすこと、その筋肉をトレーニングしていくこと。と順序を立てたトレーニングが必要です。
ピラティスマスターのお一人であるエリザベス ラーカム先生は筋膜という概念をトレーニングにとりいれコンディションの向上に繋げています。
カラーズでは、一人でも多くの方がバレエを楽しんで踊れるように身体づくりからサポートさせていただきます!
マスターストレッチやピラティスの指導者資格取得コースも開講してますので、ご興味ある方はご連絡ください。
ピラティススタジオ カラーズ大阪