- 2020-12-14 (月) 15:29
- Parasetter | パラセッター | ピラティス
こんにちは。トレーナー石本です。
カラーズでは、
ニューヨークの理学療法士さんが開発したピラティスの為のツール「パラセッター( Parasetter® )」を使いカラダの緊張を緩めてからピラティスを行っていきます。
副交感神経 (Parasympathetic)が名前の由来となっているように背骨の両サイドがパラセッターに当たることで心地よくリリースされ、 深い呼吸を誘導しやすくしリラックスできます。また左右のバランスを整え、全身の歪みを整えていくことができます。
2つの山型によって背骨に負担がかかりにくいポジションにすることができ、肋骨・頭蓋から骨盤までリラックス状態を得ることができます。この山型部分が肩甲骨と肋骨の間でサポートすることにより、脊柱が浮き周りの筋肉の負担が軽減されていきます。付属品の1つヘッドサポートは、牽引のような効果を生み出し脊柱を伸ばしてくれます。そしてリブラップというベルトを付けることで、呼吸活動を認識しやすくなり運動効果の向上に繋げていくことができます。
パラセッター上で、意識して呼吸を10分間行うことで肋骨背部が刺激され、肋間筋を柔軟にし横隔膜の効率的な運動を導きだします。3ディメンションの意識的な呼吸は内臓・筋肉の適正な運動には欠かせません。また、この呼吸活動は筋膜のモビリティの改善にも繋がり良いアライメントへとリセットしてくれます。
また、安定感があるのでパラセッターの上でピラティスを行うことで無駄な力みから解放された状態で動いていくことができピラティスの質も上がります。
スマートベルというツールを一緒に使うことで肩・肩甲帯が安定し、背骨の動きが良くなります。呼吸で背面を意識し小さい動きで骨盤周りを緩めバランスを取りながら動くことで歪みを整えていきます。
日々の生活の疲れや、スマートフォンの使いすぎ・ストレス・運動不足によって背中が痛い・ガチガチに固まって体が重たい・首も方もバリバリに凝っているなど激しい運動をしているわけでもないのに、背中がつらいのは自律神経とも深い関係があります。ストレスが溜まると「ココロもカラダも疲れている!なんとか元気にならなくては!!」と感じた交感神経がフル活動し始めます。交感神経が過剰に働くきバランスが悪くなると心臓や肺などの臓器に血液が多く送られ活動モードに。主要な臓器が活発に動いてくれる代わりに筋肉や器官につながる血管はギュッと収縮し血液の流れが悪くなってしまいますので、呼吸を止めずリズム良くピラティスを行っていくことで筋肉が暖まり血流を改善していきましょう!
ピラティススタジオ カラーズ大阪