大阪のピラティス・スタジオ・カラーズのブログ記事一覧
アメリカ・サンタフェ ピラティス研修に参加②
サンタフェ研修2日目の最初は、レッスン形式でリフォーマー。
レッスンのあと、順番とムーブメントの意味を説明。
「全てのクライアントに居心地の良い状態でムーブメントを行ってもらう!」という考えが、
イブとミッシェル・ラーソン先生の根底にあり、無理な状態でエクササイズを完成させても
良い変化を生み出せない。
観察して、その人の為に合ったモディフィケーションを行おうと何度も何度も言われました。
チェアは、どのようなクライアントに効果的かということから始まりました。
カラーズでもチェアはよく使いますが、ミッシェルアプローチを取り入れることで
アイデアがかなり増えました!
研修終了後、18時でもまだ素晴らしい青空!
3日目につづく。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
アメリカのサンタフェでのピラティス研修①
こんにちは。
カラーズから2名が昨年に続き今年もアメリカのサンタフェで3日間の ピラティス研修を
受講してきました。
なぜサンタフェかというと、ピラティスを作ったジョセフ・ピラティスさんの下で
23年間 学んだイヴ・ジェントリーさんのウェストコーストスタイル「The Gentry Approach」を 学ぶためです。
ジョセフさんが亡くなった後、ニューヨークからサンタフェに移りスタジオを開設。
イブさんのスタジオを継いだのがミッシェル・ラーソンさん。
このミシェル・ラーソンさんが講師で、長年の経験、ピラティスの歴史など 多くのことを
伝えてくれました。
初日は、ジョセフがおこなっていた形でのクラシカルピラティス。
そして、お客様にどのように合わせていくのかということをイヴジェントリースタイル を
交えて細かくひとつひとつ説明してくれました。
サンタフェは標高2,100メートルの高地にあり、身体を順応させるため5時間で終了。
夜は恒例のメキシコ料理のお店へ。
軽めにブルーコーンミールを使ったお料理を中心にいただきました。
早めに寝て、朝9時からの研修にそなえました。
2日目につづく。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
その「不調」はエネルギー循環の停滞が原因?
こんにちは。
トレーナー 岸本です。
「内臓リリーステクニックを学ぶセミナー」が開催されました。
カラーズでは、「パーソナルメンテナンスレッスン」を通じて、筋肉や骨格を中心に
コンディショニングをしていきますが、今回のセミナーでは筋肉や骨格のトレーニングではなく
「内臓をトリートメントする」方法やその身体の仕組みを学びました。
よくココロとカラダはつながっているいわれますが、今日の内容ではもっと深い部分で、
身体のエネルギーの流れと内臓などの消化器系のつながりがセミナーの中心となりました。
身体のエネルギーというと・・・「えッ?スピリチュアルな感じ??」
と距離を感じてしまう方もいるかもしれませんが、人の身体には電気の流れと同じように
「プラス」と「マイナス」の二つの極が存在しています。
そしてこの二つの局の流れが身体のバランスをつくっているのです。
肩こり、腰痛などの磁気治療や心電図などの作用はこれを利用していますよね。
ポラリティーセラピーという理論から、この「プラス」と「マイナス」の
流れがスムーズにいかなくなると身体の不調や痛みとして感じるようになるそうです。
この「プラス」と「マイナス」の作用は身体のいたるところにあり、熱やエネルギーを
運んだり、老廃物やガスを交換したりエネルギーを放射したり伝導したりしています。
難しく聞こえますが、要は身体の流れが滞ってしまうことが身体の内側からの不調を
引き起こしてしまっている可能性がとても大きい!ということです。
今回はそんな身体をめぐっているエネルギーの流れの観点から内臓にかかる負担や対処方法を
「手技でのリリース」「エクササイズ」「呼吸法」などを教えていただきました。
そして、とても興味深かったのが感情と内臓はつながっているということ。
内臓器官の代表格「腸」について・・小腸は吸収をするのに対し、大腸は水分だけを
吸収していらないものは排出するという機能を備えています。
そして感情の部分では、言いたいことを言えずにため込んでしまったり、
言いたいことがいえない期間が長くなるとうまく感情も排出することが
できなくなり、大腸でもいらないものをうまく排出できずにため込んでしまう状態・・・。
つまり便秘になってしまうというのです。
このように必要のないものをため込んでしまうと・・・
体内の不俳ガスの量が増え、そのガスが腸内だけにとどまらず血管を通じて
全身に巡ってしまうことから全身の不調へと現れてきます。
・頭痛 ・関節通 ・肌荒れ ・心臓の圧迫や高血圧 ・思考がどんよりする など
さらに、多くの腰痛もこの排出できなくなったガスにより
大腸がパンパンにはれていることが腰椎を圧迫し続け慢性の腰痛持ちに
なってしまっていることがあるそうです。
運動をしていくこともとても重要なことですが、このように身体の不調は、
筋肉・骨格的な問題だけでなく身体の内側から引き起こしていることも多いということ。
そのためには運動やエクササイズをする前にや日常生活のなかでも、
身体の流れ、つまり「エネルギーの流れ」を整えてあげることが重要になってきます。
今回のセミナーは4時間という長丁場だったにも関わらず
みなさんうまくエネルギーが整ったようで気持ちよく帰って行かれました。
レッスンの中でもまた少しずつみなさんにもお伝えさせていただきすね。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
「力みと運動」・「リンパの基礎と免疫のしくみ」2本立てセミナー
セミナー開催のお知らせです!
毎回ご好評をいただいております土屋未来先生の
とてもわかりやすい「カラダ」の講座。
開催が決定いたしました!今回はこの2テーマを学んでいきます。
本などには載っていない臨床データなどの最新情報を聞ける数少ない機会です。
「力みと運動」
力まないで!」と言ってもなかなか力の抜き方がわからない。そんな方も多いかと思います。
今回は、そこを科学的、心理的に解説していきます。
力みの仕組み、心と身体のつながりなど、「力まない」身体を作るため、感覚の勉強も含めて
どうしていったらいいかを解説していきます。
「リンパの基礎と免疫のしくみ」
人体にはリンパ管という細い管がくまなく張り巡らされています。
そこにリンパ液が流れ、様々な働きをしてくれています。
免疫機能もここで働きます。
このセミナーでは、リンパの構造と仕組みを理解していきます。
更に「体液」「むくみ」にも触れていきます。
ヨガやピラティスなどのように、感覚を大切にしているボディワークを習慣にしている一般の方にも
とても役立つ内容となっています。
日 時: 10月26日(日) 14:30 - 18:30
受 講 料: 12,960円
対 象: 両講座とも、一般の方からトレーナーの方までご受講いただけます。
講 師: 土屋 未来 筑波大学大学院(スポーツ医学研究室 修士号)スポーツ医学を専門とし、
運動処方や健康アドバイスを行っている。女性の自律神経・ホルモンと運動、
メ ンタルヘルスを専門としている。
お申込、お問い合わせはスタジオまで!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
info@studio-colors.com 06-4964-0735
体温の仕組み
こんにちは。
トレーナー木原です。
8月も終盤に向け、朝晩と涼しさを感じるようになりました。
とはいっても、日中の暑さはもう少し続きそうですね。
夏の気温は昔に比べ暑いように感じますが、 実は基礎体温の平均値は、
50年前に比べ約0.7°下がっているというデータがあります。
いわゆる低体温の人が増えているということです。
35°台もしくはそれ以下を低体温といいますが、 現在の平均体温は36.20°
昔より運動量が減り、筋肉量が減っていることが原因の一つといわれています。
生活が便利になり自然と運動する機会は減っているのです。
ピラティスでは全身を動かし、普段使えていない筋肉も刺激していきます。
日常生活から使える筋肉を増やし、基礎代謝アップに役立てていきましょう!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
ピラティスリフォーマーとコアアライン
- 2014-09-01 (月)
- ピラティス
こんにちは。
トレーナー矢羽田です。
ピラティスマシンってどういうものですかと、お問合せをいただきます。
機械や専用器具を使用してトレーニングするのはなんとなく難しいのでは?
と不安になる方が多いかと思います。
ですが、実はピラティスイクイプメントを使ったほうがより初心者の方やマットでの
ピラティスが 難しく感じるかたにわかりやすくトレーニングを実践していただくことが
可能です。
ピラティスの代表的なトレーニング器具である「リフォーマー」「トラペズテーブル」
「チェア」など を使うことで、様々なトレーニングが正しいポジションで行いやすくなり
ます。
リハビリから発症した機械ということもあり、仰臥位や腹臥位の トレーニングにとて
も優れています。 身体になるべく余分な不可や力みをかけずに、
ターゲットを意識した トレーニングをすることができます。
初心者の方は意識することが多く、頭が混乱しがちですが、マシンを使用することで
身体を補助 してもらいながら難しいムーブメントに挑戦することができます。
第2スタジオに導入したこちらのマシーンは、
CoreAlign 「コアアライン」
コアアラインは、寝た状態のピラティスリフォーマーに対して立位を意識して重力を
感じながらトレーニングが可能です。普段の生活により近い状態でのトレーニングが可能なため、 生活の中への再現性が高く、イメージがしやすいムーブメントを体感できます。
この2つのマシンはパーソナルメンテナンスレッスンの中で使用しています。
トレーニング初心者の方や、グループレッスンしか受けたことがない方が 使用されると、
より効果を実感していただくことができます!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
BodyKey(ボディキー)資格コース日程のお知らせ。
多くのお問合せをいただいておりました 『BodyKey ボディキートレーナー養成講座』の
開催が決定いたしました!
カラーズでは、今回の開催が2014年度の最終となる予定です。
ご興味のある方はお早目にお問い合わせください!
BodyCodeSystem in Italy 認定指導者資格コース
ボディキートレーナー養成コース
日 程: 10月5日(日)・10月12日(日)・11日2日(日) 14:15ー18:15 計12時間
講 師: BodyCodeSystem認定 BodyKey マスタートレーナ-
受 講 料: 140,000円+税 (テキスト、認定証書含む)
内 容
エクササイズ説明・指導法を中心に、解剖学・呼吸法など
ボディキーの21のベーシックムーブメントを中心に習得していきます。
ボディキーとは…
マスターストレッチの開発者であるMr.Pinoが作ったコアトレーニングを効果的にできるツールです。
これは腹筋を鍛えるだけでなく背骨の動きを良くすることに優れています。
一連のムーブメントの後は力みのない姿勢をキープしやすい状態になります。
ムーブメントの数は多く立位・座位・伏臥位・仰臥位とあらゆるポジションでの
トレーニングを可能にしています。
腰部を安定させて胸部のアーチ・カーブ・ローテーションの動き、
全身コーディネートさせて動いていきます。
このサドルの様なボディキーに座ることによって自分でコントロールすることが必要になってきます。
エクササイズのターゲットは足首、ひざ、ヒップ、背中、肩を安定させ、流動させる事により
身体全体の動きを協調させます。
またBodyKeyは筋肉を長く使いながら、コアを安定させバランスと姿勢のコントロールを学習させます。
< 実際に使用したお客様から一番聞く感想 >
「とにかくコア(お腹)がわかりやすい!」
「こんなに腹筋に効果を感じるのは初めて!」
「背骨の動きがスムーズ!」
不安定な形の上に体幹を乗せて腹筋運動のような動きをするため、バランスをとるために
コアが作動しやすい状況をつくります。
ボディキーに身体を合わせることで、ピラティスでは首が痛くなってしまうような
コアトレーニングの動作でも無理なく行うことができると好評です。
資格コース体験も随時受け付けしておりますので、興味があるかたはぜひお問い合わせください!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
筋肉の不思議
- 2014-08-31 (日)
- コンディショニング
こんにちは。
トレーナー木原です。
むくみの原因の一つとしても取り上げました、股関節。
今回は股関節まわりの筋肉についてご紹介いたします。
股関節は大腿骨と言われる太ももの骨と、寛骨と言われる骨盤の骨が組み合わさっている部分のことを言います。
組み合わさる部分がグーとパーのような関係で、グーに当たる大腿骨をパーに当たる寛骨が覆っていることに
よって あらゆる方向に動くことができます。
しかし骨だけでは動くことはできず、周辺の筋肉や靭帯などが動きをサポートしてくれます。
その筋肉の中にも種類があり、よく分類されるのが、
骨の近くにあり小さな力ながらも身体を支えてくれるインナーマッスル、
身体を力強く動かし、大きな力を発揮するアウターマッスル。
股関節まわりの筋肉を大まかに分類するとインナーマッスル→腸腰筋・中(小)殿筋・外旋六筋 など
アウターマッスル→大腿直筋・ハムストリング・大殿筋 など
股関節まわりの痛みや詰まりなど問題が起こる原因は、上記のアウターマッスルの使い過ぎ、そして
インナーマッスルの機能低下によるものがほとんどです。
では上記のインナーマッスルを鍛えれば問題は解消される!
はずですが…
筋肉の中にはある一定の角度を超えて動かすことによって、本来の機能とは
異なる動きになるもの、本来の機能が弱くなるものがあるのです!
この機能が変わることを「筋作用の逆転」といいます。
特に股関節まわりの筋肉でも有名な 梨状筋。
外旋六筋の中にも属し、「外旋筋」としての認識が強いですが屈曲90°以降、
「内旋筋」へと 筋作用の逆転が起きるのです!
実際に同じムーブメントを少し角度を変えて行うと違いは歴然。
より効果的に鍛えるには、理解しておきたい所ですね!
まずはご自身の股関節が正しい筋肉を使って、しっかりと動かせているのか確認していくことで、
強化すべき筋肉を見つけ出し、より効率良くターゲットの筋肉へアプローチしていきましょう。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
身体に不必要なものを流す!
こんにちは!
トレーナー矢羽田です。
お盆も明けてくると、そろそろ気をつけないといけないのが、「夏の疲れ」が出始めること。
8月下旬から9月くらいにかけて、夏場に受けたダメージが身体に現れて、体調が崩れやすい時期。
ここからが体調管理の本番かもしれません。
身体の元気を保つ秘訣は沢山ありますが、☆食事 ☆運動 ☆睡眠 ☆ストレス回避
このバランスが鍵を握っているのは言うまでもありません。
身体が元気でなくなる原因は様々ですがやはり一番大事なのは「流す」ことだと思います。
どうしても生活の中で、身体の中には様々ないらないものが溜まってきます。
食事が代表的ですが呼吸によって吸い込まれる空気の中のいらないもの
ストレスという精神的ないらないものまで、どうしても入ってきてしまう。
「いらないもの」を身体に貯めず「流す」方法を知ることで、身体に負担をかけない状態をつくっていけます。
たとえば、その中でも代表的な流す作用が働いているのが「血液」
そして血液を流す作用をしているのが「血圧」血圧を高すぎず低すぎずしっかり働かせて血液を流すには、
こんな沢山の栄養素が関わっています。
*オレイン酸
悪玉コレステロールを減らす
*αリノレン酸
血行コレステロールの調査や血栓ができるのを防ぐ、末梢の血流をよくする
*DHA、IPA
血液をサラサラにして血栓ができるのを防ぐ
血管を拡張して血圧を下げる
*食物繊維
血中の糖質や脂質、コレステロールなど余分なものの吸収を穏やかにする
*カリウム
塩分の排出を促し血圧の上昇を防ぐ
*たんぱく質
健康は血液をはじめ、内臓や筋肉をつくりだす
*マグネシウム、カルシウム などこれだけ沢山の栄養素を補給しようと思うと、
バランスの良い食事をすることが大事になってくることがわかります。
そして、食事とプラスして取り入れたいのがやはり運動。
運動は自発的に自分を変えられる一番早い方法。
ストレス回避にも効果があるといわれています。
運動によって筋肉を動かすことで、「流す」作用が確実に促進されます。
食事、そしてピラティスなどの適度な運動、などで身体にどうしても入ってきてしまう
「いらないもの」をどんどん「流し」てすこしでも夏の疲れに対処できてくるといいですね。