大阪のピラティス・スタジオ・カラーズのブログ記事一覧
BESJピラティス資格更新セミナー
- 2020-01-05 (日)
- パラセッター | ピラティス | ワークショップ・セミナー
マットピラティス資格更新対象
①「ピラティスをわかりやすく効果的にするTYE4®」ワークショップ
プレピラティスとクラシカルピラティスのムーブメントをTYE4® タイフォーを使い解説。マットピラティスで意識が難しいポイントをサポートのある状態で安定させるところ、可動させるべきところをムーブメントの練習を行い習得していきます。また、力まないエロンゲーションについても行っていきます。
【日 時】 2021年 1月 14日(木 )13:00-15:00
【場 所】 Studio COLORS 大阪
【受講料】 8,800円
②「Parasetter®パラセッターファンダメンタル」セミナー
【日 時】 2021年 ① 1月 20日(水) 13:30-15:30 ② 2月 28日(日) 14:30-16:30
【場 所】 Studio COLORS 大阪
【受講料】 15,400円
③「ピラティスの効果を高めるムーブメントの選び方 [背骨][コア][臀筋]」
マットピラティスをより効率的に効果を出すために、ムーブメントの選び方や順番が重要となります。それに加えて「何に重点を置くのか」「どこを修正するのか」「効果的なキューイング」を知ることで1つ1つのムーブメントを明確な目的をもって行うことができます。
今回は、下記の3パートに分けてレッスンと解説を行っていきます。
①背骨 MAT Pilates FOR SPINE HEALTH
②コア MAT Pilates FOR ABDOMINAL STRENGTH
③臀筋(及び腰背部) MAT Pilates FOR HIPS AND LOW BACK
【日 時】 2021年 1月 31日(日) 13:00-16:00
【場 所】 Studio COLORS 大阪
【受講料】 11,000円
④「ピラティスの為の解剖学」セミナー
【日 時】 2021年 3月 25日(木) 13:00-17:00
【場 所】 Studio COLORS 大阪
【講 師】菅原順二MT
【受講料】 13,200円
オンライン(zoom)セミナー
1⃣「マットピラティステキスト復習」セミナー
【日 時】 2021年 1月 31日(日) 13:00-15:00
【場 所】オンライン
【受講料】 8,800円
2⃣「姿勢改善のためのピラティスアプローチ」セミナー
【日 時】 2021年 3月 18日(木) 13:00-15:00
【場 所】オンライン
【受講料】 8,800円
お問い合せ・ご予約 | info@studio-colors.com | 06-4964-0735
BESJ事務局 info@body-element.org
筋力強化を考えピラティスマシンでトレーニング
こんにちは。トレーナー正岡です。
ピラティスには専用マシン(イクイップメント)には、リフォーマー、チェア、キャデラック、タワー、スパインコレクターなどがあります。
その中でも代表的なイクイップメント「リフォーマー」
リフォーマーにはバネが付いており、バネの抵抗力を使って体に様々な働きかけを行っていきます。マットのトレーニングでは自分の力だけで体への意識を作り出すためにどうしても代償動作が起こったり、可動域の問題で実践が難しい動きなどがあります。リフォーマーは的確なサポート力と同時にベッドの動きやストラップの操作などで身体の伸びる方向性を意識することができピラティスのコンセプトの一つである「2way stretch」を感じやすく、無理なく自分の身体の動きに集中できアライメントの修正につなげていくことができます。
ピラティスの気持ちよさや「ストロングセンター(中心軸をしっかり作る)」などのピラティスの様々なコンセプトをしっかり感じながらトレーニングすることが可能です。
他のトレーニングとピラティスが何が違うのか?を筋力強化という面からもしっかり考えて無理なく体感していただけるのがリフォーマーの長所の一つではないかと思います。
筋肉を伸ばしながら使う。これによって強さとしなやかさが身についていきます。
先日のスタッフトレーニングでは、リフォーマーとトラペズテーブルのムーブメントで効果を引き出す方法を考え、伸びのあるしなやかな体作りや、強い安定した体づくりのためのムーブメントをディスカッションなども交えながら確認・実践を繰り返し行いました。
ピラティスの効果を実感していただきやすい「リフォーマー」で身体づくりのトレーニングの効率を良くしていきます!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
ジョセフ ピラティスが行っていたオリジナルのクラシカルピラティス
こんにちは。トレーナー矢羽田です。
ピラティスエルダーJay Grimesスタイル・クラシカルピラティス・エデュケーションコースに参加してきました。ジェイ グライムスは、ジョセフが行っていたオリジナルのティーチングスタイル「クラシカルピラティス」を忠実に継承してきました。今回はそのジェイが監修すのロサンゼルスのスタジオVintage Pilatesより、Sandy Shimodaピラティスマスターが来日されました。
3日間のコースでは、リフォーマー・チェア・スパインコレクターを使いながらマットピラティスまで繋げ、フィジカル、マインド両面からクラシカルをより深く学びました。
ピラティスの効果を引き出すために「2way stretch」「ストロングセンター」そして、「呼吸」「集中」「コントロール」「正確性」「バランス」「全身でのムーブメント」などの原則があります。サンディ先生は、この原則に忠実にピラティスレッスンをすすめていきます。
サンディは、イクイップメントでひとりひとりの体格はもちろん、身体や思考の癖まで的確な言葉とハンズオンでで導いていきます。ノートをを取ろうとする私達に、ノートを取らずに必ずムーブメントに集中し体感しなくてはいけないと何度も言っていました。
カラーズが行っているピラティスはピラティスファーストジェネレーションであるイブ・ジェントリーが提唱してきたウエストコースとスタイルをベースにしています。おひとりおひとりに合わせて「プレピラティスな」なを取り入れて考えていくスタイルです。
サンディ先生は、クラシカルピラティスをエルダー ロマーナ・クリザノスカ、ジェイ グライムスから学び、2人の違いもしっかりと教えてくれました。ジョセフがどういった考えでピラティスを教えていたのかを知ることで、体の使い方をより解りやすくするためにイヴ ジェントリーの考えたコンセプトをより理解できるのだと思います。クラシカルピラティスはシンプル、そして気づきであると終始おっしゃっていました。ムーブメントを通して私達に気づきを与えてくれました。
ウエストコースとスタイルを学び伝えるBESJピラティスだからこそオリジナルを知ることがいかに大切かを感じました。
ジョセフがおこなっていたマットピラティスは40個のムーブメントがオーダー表になっていてそれを1時間で終わらせる。これには、正確性・速さ・呼吸・耐久性などが必要で、この部分をトレーニングして強さとしなやかさを作っていくことができます。コントロロジーと呼ばれていたことが本当に理解できます。
この、ジョセフスタイルの「マットグループレッスン」はカラーズでもクラスを作っていく予定ですので。是非チャレンジしてください!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
ピラティスインストラクターの資格を取得する3ヵ月間
トレーナー矢羽田です。
最近、ピラティス初心者だけどピラティスインストラクターの資格取得にチャレンジしてみたいというお話を多くいただくようになりました。ここ数年で、日々のボディケアやメンテナンスに効果的なピラティスを取り入れる方が本当に多くなったことを実感します。
資格取得をして、家族や友人にレッスンをしてみたい! カラダを変化させたい!など意欲的な方がお客様のなかにもどんどん増えて嬉しいです。
スタジオカラーズで開講しているピラティス資格コースは、BodyElementSystemJapan(BESJ)の公認コースです。ピラティスを基礎から体系的に学ぶことができインストラクター資格を取得できるコースの構成となっております。60のムーブメント (プレピラティス・ファンダメンタル・クラシカルピラティス)を32時間で習得していきます。その中で指導法、修正法もカリキュラムに含み生徒同士で模擬レッスン(ティーチング)にも重点を置いています。生理学/解剖学/ティーチングスキル/修正法/模擬レッスン/マスターストレッチ イントロ/ボディキー イントロ ミニボール・セラバンドの使い方をコース内では学んでいきます。
「BodyElementSystemJapan認定マットピラティス資格取得コース」
[スケジュール]
〇日曜日コース 2020年 1月4日(日)-3ヵ月間 14:30-17:30 全11回 残席1
〇水曜日コース 2020年 1月8日(水)-3ヵ月間 13:00-16:00 全11回
週1回 3カ月コース 計32時間
※授業欠席による補講のシステムなどはお問合せくださいませ。
[受講料] 170,000 円+税 ※テキスト・ 認定証書代含む
受講対象者 初心者、バレエダンサー、パーソナルトレーナー、エアロビクスインストラクターなど 様々な方に受講いただけます。 (経験に応じてクラス構成いたします。)
[内 容]
60のムーブメント (プレピラティス・ファンダメンタル・クラシカルピラティス)を32時間で習得していきます。その中で指導法、修正法もカリキュラムに含み生徒同士で模擬レッスン(ティーチング)にも重点を置いています。生理学/解剖学/ティーチングスキル/修正法/模擬レッスン/マスターストレッチ イントロ/ボディキー イントロ ボール・セラバンドの使い方
☆スタジオカラーズの講師陣は、Body Element Pilatesコース指導技術向上のためピラティスマスターより学ぶことで内容のブラッシュアップを行っています。
● 2013・2014・2015年 ファーストジェネレーション Eve Gentryを引き継ぐ Michele Larsson氏の元でトレーニング。
● 2016・2017年 ピラティスマスターElizabeth Larkam氏をスタジオに招聘しピラティスエデュケーションコースを開講。
● 2016・2017年 ファーストジェネレーションJay Grimes氏の元でトレーニング。
●2018年ニューヨークのThe original Joseph Pilates Studio「Rolates Pilates」でセカンドジェネレーション Roberta Rose Kirschenbaumマスターのピラティスコース受講。
BodyElementSystemJapanについて:https://www.body-element.org/?page_id=5
BodyElementSystemJapanのマットピラティス資格コースは、全国で 2,000名以上が卒業され活躍されてます。継続的なスキルアップの為にセミナーも多種のクラスを開講してます。卒業後のスタジオ開業・運営やレッスンの斡旋についてもご相談ください。
説明会・体験レッスンの申込み 問合せフォーム
「BodyElementSystemJapan認定 ピラティスリングトレーニングコース」
[スケジュール]
2020年 1月 9日(木) 12:00-17:00 合計5時間
[内容]ピラティスリングを使用した48ムーブメントを5時間で学んでいきます。
[受講料] 43,200円 (テキスト・修了証含む)
「ピラティスマシンコース」も随時開講してます。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
Mail: info@studio-colors.com
Tel:06-4964-0735
リハビリから始まったマスターストレッチ
- 2019-10-19 (土)
- マスターストレッチ
こんにちは。
マスターストレッチマスタートレーナー矢羽田です。
マスターストレッチは、1996年にイタリアのフィレンツェで Mr. Filippo Gucci(グッチ家)がポロのゲーム中に起きた落馬による怪我のリハビリがきっかけでピノカルボーネにより 開発されたものです。
ピノ氏が20年以上アスリート、ダンサーへの指導、またリハビリテーションの場で研究と 観察を行った経験と学びからマスターストレッチを導き出しました。
ピノカルボーネはプロフェッショナルダンサーとしてフィンランド、アメリカ、カナダ などで活躍しました。その後、身体の動かし方をさらに探究する為、ヨガ、 マーシャルアーツ、鍼療法、中国整体、指圧、太極拳などの運動療法を学び、ジャイロトニックメソッドの開発期にはニューヨークのWhite Cloud Studioで Juliu Horvath、Hilary Cartwrightとジャイロトニックのプラクティスを行い、 イクイプメントの構築に携わりました。
現在はBodyCodeSystemの創設者として、イングリッシュナショナルバレエ ボストンバレエカンパニーでも毎年指導をおこなっています。ミラノ・スカラ座エトワール・アメリカンバレエシアター プリンシパル ロベルトボッレさんはケガをしてからPinoCarboneの指導を仰ぎ コンディションの維持とパフォーマンスアップにつなげている。
マスターストレッチのプロトタイプは木で作った半円のものからスタートし、細かい角度や幅にもこだわり試作しては使用してみては調整しての繰り返しで 試作は100回以上、数年かけて現在の形状に出来上がました。 日中はトレーナーとして指導にあたっていたことで、夜に小さな部屋に籠り 試作を続け、木の粉を沢山吸ってしまいアレルギーにもなってしまったようです。しかし、そうして努力の甲斐あり安全性もふまえて全ての人に使用して もらえるような今の形が完成しました。
ストレッチをかけながらコアも強化、正しい姿勢に整える優れたメソッドで伊フィレンツェのベッキオ橋にスタジオを構えるピノはグッチ家の他に、Madame Giovanna Ferragamo(フェラガモ家)はじめ老舗ファッションアイコン達を多くクライアントに持ち、世界的なバレエダンサーRoberto Bolle ロベルトボッレやフィギュアスケーターのKatarina Witも マスターストレッチを愛用していることで知られています。
イタリアを中心にヨーロッパ、ロシア、アメリカにも指導者を輩出し、ボストンバレエ団や中国国立バレエ団 イングリッシュナショナルバレエ及び各種スタジオ・ジムでも導入されプロフェッショナルダンサーから一般の老若男女まで幅広く愛用者がいます。
このような身体の悩みを改善したい方にマスターストレッチはお勧めです。
・姿勢改善
・足底を強化しアーチを取り戻したい
・美しいラインの美脚を手に入れたい
・O脚やX脚を改善したい
・脚のむくみを解決したい(足が疲れやすい)
・骨盤の歪みが気になる
・柔軟性アップ
・カラダの知覚力の向上
・腰痛・肩こりがひどい
・バレエのパフォーマンス向上・けが予防
・昔の捻挫癖が直らない・怪我をしやすい
(ダンサーなど)
・しなやかな身体になりたい
長谷川京子さんもマスターストレッチでトレーニングされています。
ピラティスと組み合わせることでより身体の変化につながります!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
肩・腕から首の不調は TYE4(タイフォー) で解消!
こんにちは。トレーナー荻原です。
プライベートレッスンやグループレッスンで使用している「Tye4 タイフォー」は、特に猫背、巻き肩、腱鞘炎、それらからなる肩こり、首の不調…で悩んでいる方にオススメのピラティスツールです。
バンジーと呼ばれるコードを手足に装着し、胸郭にはハーネスを装着します。ハーネスからバンジーが手足に繋がっているため、体幹を安定させ腕や脚を動かすことができます。
最近、姿勢不良で悩んでいる方の多くは、長時間のデスクワークからなる、背筋の弱さ、腕から手・指の使いすぎ、肩甲骨のアライメント不良、背骨の柔軟性の欠如 などが当てはまります。不調の原因となっているカラダの癖に対して対して、自分のカラダを動かすイメージを変化させることで改善へと導いてくれます。改善するには様々なアプローチ方法がありますが、タイフォー を装着して行うと、自身の力でコントロールして行うよりも筋肉の引き伸ばしを効率よくすることができ効果を体感しやすくなります。バンジーを引っ張りながらトレーニングするため、背面や肩のインナーマッスルが機能的に働くようになり強化されることで、肩、腕、肩甲骨周辺のアライメントが整えながら強化していくことができます。
また、足にもバンジーが繋がっているので、常に全身の伸び感を意識できます。単に部位別にトレーニングをするよりも、全身を使ったトレーニングは生活にも活かしやすくなり、効果へとつながります。身体にフィットしているので、タイフォー を取り外した時の解放感は抜群です!
肩のインナーマッスルの強化・背骨の調整・側湾症へのアプローチなど、小さな動きで細部の調整をしていくことにも良いツールです。プレピラティスからスタンディング・マットワークまでおこなえます。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
プレピラティスで姿勢改善!
こんにちは。トレーナーの矢羽田です。
先日、最新のピラティスメソッドを学び・共有するBESJピラティスマスターミーティング2019に参加してきました!
今回のマスターミーティングでは、アメリカでピラティスマスターと呼ばれるミシェル・ラーソンのスタイル「ジェントリー・ラーソンアプローチ」と「パラセッターを使ったボディコンディショニング」について学んできました。
このアプローチ方法であるプレピラティスは、イヴ・ジェントリーのピラティスを一人一人に合わせる「クライアントファースト」という考えを一番大切にしムーブメントの難易度やプログラミングを構成していきます。
プレピラティスはリリースワークやカラダの使い方の学習的な要素が強いことに特徴があり、カラダへの負荷を軽減して無理なく普段使っていない部分、動いていない部分を動かして本来の機能を取り戻す事ができるアプローチです。大きな筋肉をいきなり主導で動かしていくよりも深部の筋肉のトレーニングとして効果的です。
プレピラティスで、カラダの癖からおこる筋肉や骨の位置を整えたあとムーブメントのレベルを上げていくことで、パフォーマンスアップ・力みのない体幹の安定につながっていきます。
ご自宅でできる「プレピラティス」のムーブメントシートも作成してますのでプライベートレッスンのあとにお渡しさせていただけますのでお声をおかけください!
「パラセッターを使ったコンディショニング」でも、プレピラティスの要素をいれたムーブメントを多く実践していき呼吸の改善・背中のリリース・股関節の可動域改善へとつなげていきました。
今までの仰臥位・座位に加え、背臥位・側臥位のムーブメントが増えサイドの感覚向上、強化、四頭筋のリリース、エロンゲーションの方向性がわかりやすくなり、より全身の歪みをを整え姿勢改善していくアイデアを共有していきました。
誰もがピラティスを出来るためにどうしたらいいかいう想いの中で生み出された「プレピラティス」、もちろん、動けるパフォーマーにも必要であり全ての方に気持ちよくピラティスをやっていただけるアプローチです。
自分の身体を知らずに効果的に身体を変えることは出来ません。自分の身体を、自分の状態を、自分の動きを感じ取る。その自感をさせて効果を高めていくことができます。
自分で身体を感じて癖を気づき、自分の動きを感じながらそのクセと向き合う。だから効率的に体を変えていく手助けとなります。
意識をむけて、普段動いていない筋肉を動かすから身体もいつもより動き楽になっていく。プレピラティスの小さい動きの効果は、動きの大きさ=効果の大きさではないピラティスの個々に合わせた動きに通じていきます。
プレを知ることで自分の身体の調整もしていけるようになると思います。プレピラティスやパラセッターで身体を目覚めさせ正しく身体を使える心地良さ、気持ちいい身体の状態を感じていただけるよう、どんどん皆さまにお伝えしていきます!
11月には、ミシェルラーソンから学ぶため アメリカSanta fe へ研修に行ってきます。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
背中-上半身のトレーニング
こんにちは。トレーナーの木原です。
私たち現代人を悩ませる肩こり。日常生活ではパソコンやスマートフォンが普及により前屈する機会は多いのに、カラダを反らす後屈のチャンスは少ないので、背面部分は衰えやすい状態です。肩こりは多くの場合、姿勢の悪さと筋力不足により引き起こされます。筋力不足により代謝が低下し血流が悪くなり不快感が積み重なっていきます。
日本人の女性は上半身が弱く、鍛えるのが苦手な方が多い部分でもあります。大半の人は悩みながらも、「まぁこんなもの」と放置し、たまにマッサージでなんとかする、といった状態ではないでしょうか。コリを解消するためのマッサージも楽になるのは一瞬…。実はコリがたまっている部分は、筋肉の奥のほう。しかし、マッサージでは体の表面からしか患部を刺激することができません。マッサージだけではコリを芯から取り除くことは難しいです。
肩こりを改善するためには体幹を安定させて、動きが悪くなっている関節周りの筋肉を丁寧に調整しながら動かしていく必要があります。また、呼吸を意識して背骨の動きとコーディネートさせて柔軟性をだしていくことも大切です。
また、「ピラティスリング」を使うことも効果的です。ピラティス創設者のジョセフ・ピラティス氏がビール樽の留金具を元に開発したと言われています。「日常にあるもので、身体を鍛えられないか」と常に考えていたピラティス氏ならではの発想ですよね。BESJピラティスではFlexRingという重めのリングを使っています。
リングは、負荷を高めるだけではなく、プレピラティスやムーブメントをよりわかりやすくしたり、独特の弾力性から、筋肉への適度な負荷を実現しています。この重さがあることで、①コントロール力が必要 ②リングの重さがムーブメントをガイドしてくれる ③骨盤底筋群と脚やコアとの連動がしやすくなる ④肩甲骨周り・股関節周りの強化
ボディメイクにも欠かせないツールで、カラダにしっかりと変化をもたらしてくれます!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
夏の疲労とコンディショニング
こんにちは。トレーナー正岡です。
疲労を感じやすい夏バテのの時期になってきました。お客様のなかでも汗はでるんだけど冷えやすいなどの症状がある方が多くなってきました。
一般的な原因として、水分摂取不足、栄養不足、胃腸障害があげられますが「自律神経のバランス」をしっかりと整えていくことが大切です。体温、消化、呼吸、循環など人間が生きるために欠かすことのできない部分を24時間調整してくれる神経となります。
自律神経は自分の意思通りにコントロールはできませんが、自分の身体を使って自律神経のバランスを整えることができます。自律神経は脳と脊髄と身体の各部分を結ぶ情報の連絡路ですが、自律神経の中でも出発点が異なります。交感神経- 胸部・腰部から各臓器へ 副交感神経-頚部・仙骨から各臓器へ
立っている方が心拍数はあがり、座っている方が心拍数は下がりる。伸展する(背骨を反らせる)と交感神経が優位になり、屈曲(前屈)すると副交感神経があがります。それだけ背骨と自律神経は密接な関係があります。
背骨と内臓ををピラティスで動かし姿勢を良くすることで、負のループ(緊張性反射)から抜け出すきっかけを作ることができ、自律神経を整えることにつながっていきます。姿勢が良くするには、本来の骨や筋肉の役割を機能させることが必要です。
また自律神経を整える方法のポイントとして
<サーカディアンリズム(約1日・24時間の周期)>があります。
心拍数・呼吸数・体温のサーカディアンリズムはすべてにおいて午後3時あたりに上昇し交感神経が優位な状態をつくり、夜にかけてゆるやかに下降していきます。そのサーカディアンリズムが、睡眠の質の低下・食生活の乱れ・運動不足・ストレス・病気など様々な要因で乱れていくことで、自律神経の乱れにつながっていきます。
自律神経のバランスを整える(サーカディアンリズムを整える)ためには…
1 十分な睡眠を 午前1時までには就寝!
2 三食の食事 食事の間は4時間あける!
3 持久性の運動 心拍を使って血流を促す
4 休養 ココロと身体を休ませる!
これらのことから自律神経のバランスが整うと、本能的なココロと理性的な身体がつながり、自分を自分で認め大事にすることができます。
この時期の疲労が回復しない原因のひとつに睡眠もあげられます。睡眠に最適なスタッフお勧めの枕は「コントアーピロー サイズ7cm」。
頸部を柔らかく支えて寝返りをスムーズにしてくれます。就寝中の上下のずれが少なく安定して寝れますよ!ジェルが冷たく頭を冷やしてくれるので夜中に目が覚めることも少なくなります。睡眠のもたらす効果は疲労回復など様々なものがありますが、効果のひとつにホルモン分泌を正常にするという役割があります。人間の身体へ恒常的に管理・指示を出してくれているホルモンの分泌は、身体を作っていくうえで欠かせない存在です。例えば食欲を司っているホルモンのひとつで「レプチン」というものがありますが、レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、レプチンが分泌されると、脳の視床下部にある満腹中枢が刺激され、満腹感を感じるようになり、食欲が抑制されるという役割を担っています。
睡眠の質を高めるということにおいて、「腸内環境を整える」ことは大切な要素のひとつです。睡眠を促すホルモン「メラトニン」は、幸福ホルモンとよばれる「セロトニン」が原材料になっています。そして、その「セロトニン」の95%は腸に存在するといわれています。セロトニンは腸粘膜にある腸クロム親和性細胞によって生成され、生成されたセロトニンが体内に分泌されると、腸の動きが活発化します。
腸の環境を整える方法として、食事のほかに自分で意識できる有効な方法は「呼吸」です。呼吸による横隔膜の運動は自律神経を整えるとともに腸をしっかりと刺激してくれます。深呼吸をしたときに首に力が入ってしまう方の多くが横隔膜をうまく機能させられず、睡眠時間をしっかりとっても朝起きたら首コリのような症状が出やすく、睡眠の質を下げてしまいます。横隔膜を機能的に動かすためには、大腰筋の柔軟性が重要になります。
リフォーマーを使用した大腰筋のトレーニングやストレッチ
ピラティスは呼吸を重視し、大腰筋の働く股関節へアプローチする動きが多くあり、横隔膜のコンディショニングから睡眠の質を高めていくといったアプローチが期待できます。
身体は繋がっていて、どこか一つだけを修正しても「対処療法」にしかならない可能性があります。ピラティスを通して「運動」「横隔膜」「内臓コンディショニング」の視点から相関関係的に体を再構築して、疲労感を軽減した心地よい身体作りの基礎ができてくると思います。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
腰痛・肩こりの改善にセラピックピラティスツール「ARCUS BAR」
こんにちは。トレーナー正岡です。
「肩こり」と「腰痛」改善にカラーズパーソナルメンテナンスレッスンを受講していただいる方が多くいらっしゃいます。
肩が凝る理由は多くありますが、多くの場合 普段の姿勢の悪さがあげられます。
・重めのバックを肩にかけて歩いている時
・パソコンをしている時
・椅子に座っている時
・スマートフォンを使っている時
・ベッドで寝ている時 など姿勢を悪くしている習慣が作られている要素は多くあります。
例えばバックを持っている時は、骨盤・腰椎・胸椎・胸郭・肩甲骨・肩・頸椎・頭蓋などに歪みがおこります。横への2次元だけでなく3次元の回旋もしてしまいます。
これらの姿勢から起こる慢性的な肩こり・首痛・腰痛などをマッサージで緩和するのだけでなく、関節・筋肉を身体を動かすことで機能的にしていくことが必要となってきます。
自身で身体を動かして改善したことは、脳が記憶して今後同じ症状が起こることを最小限にしてくれます。写真の骨格をみてわかるように、肩まわりだけをほぐしても改善にはいたりません。身体の基礎である「足」「骨盤」「背骨」を整えて安定させることにより肩・肩甲骨周りの筋肉の偏った収縮と伸長を修正してくれます。
不調や病気を引き起こさないよう、また疲労が蓄積しない身体でいるためにも大切なのが運動を習慣化することですが、急に運動を習慣化することはハードルが高いと感じられる方も多いのではないでしょうか。
ピラティスは元々リハビリを目的として構築されていったトレーニングであるので、ダイナミックなトレーニングだけではなく、眠っている筋肉達を活性化させることで身体を機能的に使えるよう導いていきます。
弓型の「ARCUS BAR」を使い温めながら背中を緩めていきます。肩甲骨の動きと切り離せない胸郭まわりをリリースして呼吸を改善していきます。肩が上がり首が縮んだ状態では正常な呼吸はできません。呼吸に関する筋肉を動かしてあげることで肩と首の動きが変わってきます。
ピラティスマシーンでのムーブメントを特徴あるARCUS BARの形が体をガイドしてくれることで、より体幹(骨盤底筋・腹横筋・多裂筋・横隔膜など)を安定させて四肢を意識して使っていくことへ導いてくれます。骨盤・背骨の安定と股関節の動きの制限を考えムーブメントを選びトレーニングしていきます。肩甲骨・肩には多くの筋肉がついているため、ゆっくりとした動きで肩甲骨の動きとポジションを見極め修正していきます。
腰痛になる原因もいくつかありますが、ピラティスの特徴であるエロンゲーションを意識してトレーニングするためにARCUS BARを装着することでよりスムーズに行えます。臀部・コア-足の繋がりをつくりアライメントを整えていきます。
ピラティスマシンでのトレーニングの時に是非チャレンジしてみてください!
ピラティススタジオ カラーズ大阪