大阪のピラティス・スタジオ・カラーズのブログ記事一覧
自宅でもできるミニボールとセラバンドを使ったピラティス
- 2019-02-01 (金)
- ピラティス
こんにちは。トレーナー荻原です。
「ミニボール」と呼ばれるトレーニング用のゴムボールと、ピラティス以外の一般的なトレーニングでも多用されることの多いゴムバンドのひとつ「セラバンド」を使用した自宅でもできるピラティスを学べる講座を開催しました!
ピラティスは様々な専用マシンを使用します。代表的なものに「リフォーマー」や「チェア」「バレル」などがありますが、どれもサイズが大きくご自宅に手軽に取り入れるというのはなかなか難しいかもしれません。
今回使用した「ミニボール」「セラバンド」はそんなピラティス専用マシンがなくてもトレーニングの効果を発揮することができる優秀アイテム。持ち歩くこともできるくらい軽量のため海外旅行などの旅先でのセルフケアアイテムとしてもとても便利に使用できます。
例えば悩んでいる方の多い猫背。デスクワークなどでずっと同じ姿勢でいることで背中が丸くなってしまっていると肩こりや頭痛を引き起こします。そしてもう一つ姿勢の悩みで多いのが反り腰。お腹の力が抜けてお尻を突き出すような形で腰を必用以上に反ってしまったまま立ち仕事や歩行などを繰り返していると腰部に主だるさが表れ、ひどくなると腰痛を引き起こします。
そんな時にミニボールを使用して効率的にリリースをして、本来あるべき位置に肋骨を戻していくと呼吸も楽になり姿勢が本来の理想的な居場所に戻りやすくなります。
猫背の方は背中の肩甲骨の間にボールを入れて仰向けに。そこから肋骨や胸鎖関節の動きをイメージしながらカールアップをしていくことで過度な肋骨の開きすぎを抑え、肋骨の本来の動きの基本である上方回旋と下方回旋の動きをスムーズに誘発し、血流の向上とともに可動域の改善を目指すことができます。
反り腰の方はお尻にある尾てい骨の上にある仙骨(仙腸関節)の部分にボールを置いて仰向けになることで腰部のリリース、それと同時に反り腰の原因となっている股関節のインナーマッスル大腰筋をストレッチして腰の緊張を緩和し過度な背骨のS字カーブを緩やかにしていきます。
また、姿勢の維持には肩関節や股関節などにある関節を安定させる筋肉群を活性化させることが必須となりますが、セラバンドはそんな安定のための筋肉群へ最も効果的にアプローチができるツールです。
例えば姿勢の改善はもとより肩こりの改善、ほっそりとした二の腕をつくるために最も必要なのは肩のローテーターカフ(回旋筋腱板)をしっかり働かせることが最低条件になります。セラバンドを使用した上腕を腕の付け根からしっかりと外側に回していくトレーニングは地味ですがとても効果が高いトレーニングです。
大きな負荷がしっかりとかかるようなトレーニングとは一味違うミニボールとセラバンドを使用したトレーニングは、自分自身の身体の統制力を必用としながら骨や関節、筋肉の繋がりに適切な負荷を与えることができるため、集中力を高めた状態でのトレーニングが可能です。そのため終わったあとの心と体のすっきり感はピラティスの大きなマシンを使用した時とは一味異なりとても丁寧に自分の体と向き合った気持ちよい感覚が起こるのが楽しいです。
カラーズのお客様も家で手軽に使用できるピラティスアイテムとして取り入れられる方もとても多いです!
この気持ちよさと姿勢が整っていく感覚を味わっていただけるようにレッスンの中でもお伝えしていきます。おうちでできるように覚えて帰りたい!というご要望は担当トレーナーに気軽にお伝えいただければと思っています。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
セルフメンテナンスにピラティスが効果的な理由
こんにちは。トレーナー正岡です。
自分の毎日の「習慣」が、今の自分の身体を作っています。1日24時間、1週間で168時間・・・この習慣やクセからカラダが覚えた居心地のよくない姿勢をリラックスした心地良い状態に変化させていくには、、トレーニングだけでなく自己認識が必要となります。ピラティスでは、内省や自感と表現します。
ピラティスをする時に、自分のカラダが「縮んでいる」「傾いてしまう」など様々な感覚があると思います。このピラティスをしている時と日常を照らし合わせて考え感じることで日頃の姿勢はすごく変化していきます。これによりいつもの習慣やクセがどのようにカラダに影響を与えているのかも気づくことができます。
女性の身体は年齢と共にホルモンバランスが変化し、心身に影響します。30代の時に成功したコンディション調整が、40代になって同じことをしていて調子が上がってこないのもホルモンバランスの影響が大きいです。
トレーニングをひたすらすればいいのではなく、今の自分の年齢や状態に合わせたトレーニング、食事、睡眠、コンディショニングが必要です。今の自分の状態に合わせた「最適なコンディショニング」をすることで、「心」「身体」「脳」がいい状態になっていきます。
女性ホルモンの影響で、女性の心と身体は緊張化しやすい状態です。肩こりや腰痛・体重の増加・・・など身体が緊張していると上手く身体の機能は働いてくれません。身体の張りから呼吸が浅くなることで肩が凝るようにもなります。それが長期的に続くことで他の部分にも影響を与えていきます。
カラダのの緊張や張りをバランスを崩さないようにリリースしていくことがすごく大切です。バランスをとっている筋肉をほぐし過ぎて緩みすぎると逆効果になることがあるので「プレピラティス」という身体への意識付けをしていくのがお勧めです!呼吸を動きと合わせていくことで筋肉が緩み関節の動きも良くなっていきます。
自律神経・サーカディアンリズムを整えることを目標に、ピラティスと呼吸を意識的に行ってみてください。例えば下のの写真のParasetterという黒い2つ山のコンディショニングツールを使ったトレーニング。Parasetter(パラセッター)は、Parasympathetic-副交感神経- が名前の由来となっています。ピラティスの効果を最大限に引き出す為には、交感神経と副交感神経のバランスを整えることがカギとなってきます。このツールの上で呼吸と動きを合わせていくことでリラックス状態へと導いてくれます。リラックスができずトレーニングで体調の改善ができにくくなっている方が多くなっているので、まずリラックス方法を身に着けるのも1つです!
運動の中でも特にピラティスは、自分自身の意識を通して身体をしっかりと見つめていくメソッド。今の自分の状態を知り、最高にここちいい生活、身体を作っていきましょう!!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
イタリア本部マスターストレッチ マスタートレーナー研修に参加!
こんにちは。トレーナーの矢羽田です。
カラーズのレッスンで使用しているマスターストレッチやボディキーやペガサス。これらのコンディショニングメソッドの本部がイタリア フィレンツェにあります。本部で開催されたマスターストレッチのマスタートレーナー研修に参加してきました。
開発者であるPinoCarbone氏からマスターストレッチのコンセプトのアップデートのレクチャーを受けました。マスターストレッチは足底から頭頚部までの背部の筋膜の繋がりを考えることによって効率的な立ち上がりや歩行が可能になること、そしてその基本的な動きは様々なパフォーマンスアップにも繋がる。また足の解剖説明時には、小指を使いながらマスターストレッチと連動されていくことの意味などを再確認していきました。
冬のイタリアは日本より寒さが厳しかったのですが幸い毎日お天気に恵まれ、スタジオ近くにあるポンテ・ベッキオからの美しい朝日から毎朝エネルギーをもらってスタジオへ。
Pino氏はマスターストレッチの効果を「ただのトレーニングではなく、アートとトレーニングの間にマスターストレッチはある!」と強く話をされていました。
「バレエはアート。体を鍛えるだけのトレーニングは使えない。マスターストレッチはそれが合わさったものなので、マスターストレッチの動きをただただ考えて動くのではなく、ハーモニー(調和)、コーディネーション(繋がり)を大事にしなさい。」とトレーニングの間何度も何度も言われました。
マスターストレッチの効果の一つに「自分に集中すること」があるのですが、その効果を引き出すムーブメントに「Wave」というものがあります。必ずPino氏がセッションで取り入れるムーブメントです。下の動画がそのムーブメントです。「動きを理解した上で、動きを止めずに流れて動くとメディテーションにもなるので毎日のトレーニングで必ず行いなさい」との言葉。呼吸の使い方、タイミングなどの細かいイメージ、集中して動く大切さはピラティスにも繋がります。
また、日本だけではなくアメリカ・イタリア・台湾など各国で活躍しているマスターストレッチのトレーナーさんたちと一緒に学ぶ時間もあり、修正方法や「何を考えてこの動きをしているのか」などディスカッションをし、いろいろな方法を共有することができ、レッスンに取り入れていける新鮮なアイデアをもらうことができました。同じアイテムの良さを知っている人が世界各国にいることがとても嬉しく感じました。
マスターストレッチやボディキーのコンセプトとアドバンスのムーブメントの解説時にはローマ大学で研究している最新のエビデンスをもとに説明していただきました。
一つ一つのムーブメントを大切にカラダにおとしこみ、細やかに動ける気持ちよさをレッスン中で体感していただけるようにお伝えしていきます!!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
2019年も笑顔の1年に!
- 2019-01-02 (水)
- ピラティス
体型維持に効果的な TYE4®を使ってピラティス
- 2018-12-22 (土)
- Parasetter | Tye4 | パラセッター | ピラティス
こんにちは。トレーナー正岡です。
年齢とともに体型の維持が難しくなってきて、どうしたらいいです?という質問を多く受けます。さまざまな面からみることができますが、ピラティスの面から返答させていただくと「 重力に負けている 」ということが特にあげられます。
筋力が落ちてくると、沈んだ姿勢で立っていたり、座ったりしています。これを防ぐためには Axial Elongation 長軸方向の伸び!が大切です。下の絵のように枝が伸びる方向を常に感じるイメージです。
この意識をし続けるのは大変ですが、ボディラインの維持に大切な意識です。この伸びを維持したままピラティスをすることを助けてくれるのが「TYE4® タイフォー」というニューヨークで開発されたピラティスの為のツールです。
体幹ー手ー足にループをはめて、ゴム状のループに抵抗して動いていきます。この抵抗に対して伸びて動き続けることがピラティスのコンセプトの1つでもあります。マットピラティス・スタンディングポジションともに多くのエクササイズがありプレピラティスなどにも対応しています。
体型維持・姿勢維持・筋力強化にお勧めな持ち運びがしやすいツールです。そして、このタイフォーを使う前にお勧めしていることが、「姿勢を維持している筋肉の偏りをリリース」することです。
普段の生活での癖や力みによって、使う筋肉に偏りができます。これに気づき力みや張りを緩めてあげてから運動を進めていくこともお勧めです。この気づきをくれるのが、「Parasetter® パラセッター」というツールです。
こちらもTYE4と同じPhysicalMind Institute NYCが開発したものです。
ストレッチポールのような役割ですが、ポールが2つの半円に分かれているため頭、首、肋骨、骨盤の位置を認識しやすくしてくれます。この上で呼吸で肋骨を動かし、リブフレアが起こらないようにコアを安定させていきます。肋骨部分にはベルトを取り付けることができリブフレアが起こっている時、すぐに気づきます。
この二つのツールをを使ってピラティスをしていくことで、重力に負けない身体づくりをより効果的にできますよ!!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
腕の使い方と背骨の柔軟性
こんにちは。トレーナー山口です。
脳とピラティスの研究を長年つづけているTrent McEntire氏が開発したピラティスマシンで使用する 「Arcus Bar アーカスバー」というセラピックピラティスツールをカラーズではプライベートレッスンで使用しています。
Arcus barは弓型で手にフィットする形状となっており、なめらかな曲線があることで親指を力ませずに持つことができます。そしてバーの曲線は動作の方向性を誘導してくれるため、肩甲骨周りを心地よく動かすことができ、背骨の歪みやつまりをほどいていきます。
ピラティスの「ロールアップ」をする際にも、体幹をぶらさず手や腕が力まないことで肩甲骨の動きがスムーズになり、普段より背骨の動きを誘導しやすくなります。
近年のデータでスマートフォンの平均利用時間が 2,3時間ともわれています。さらに増加傾向ですが、それに伴って増えているのが「腕・指のしびれ」「腱鞘炎」「肩・首の凝り」です。スマホを使うときの姿勢はどんな感じになってますか?座って猫背? 寝て片腕をあげた状態?多くの場合、身体にとって負担をかけた状態で使用されていると思います。
その姿勢から起こる症状のは様々ありますが今回は3つに分類してご紹介します。まず一つ目は、スマホでタイピングをする時の「親指の使い過ぎによる腱鞘炎」による手首周辺・親指のしびれや痛み。
2本の腱が通っている腱鞘(けんしょう)と呼ばれるトンネルのような部分が親指の使い過ぎによって分厚くなってしまったり、もしくは腱そのものが傷んでしまって結果として腱鞘炎となってまうのです。
二つ目は、 スマホも持つことで起こる「腕のねじれ」からなる肩こりや腕のしびれ
私たちが何か手作業をする場合、必ずと言っていいほど肘から手先にかけて(前腕)をねじります。前腕には骨が2本あり、小指側に尺骨(しゃっこつ)という骨、親指側にとう骨があります。前腕をねじる時、前腕の小指側を中心にして腕はねじれます。(尺骨を中心にして、とう骨が尺骨の上に重なるように動きます。)尺骨は上腕骨と関節でつながっているのでほぼ動きませんが、とう骨は上腕骨と靱帯でつながっているのみのため前腕をねじる時、とう骨と上腕骨がつながっている靭帯が伸びながら前腕がねじられます。
そのねじれた状態が定着してくると、とう骨が少しずつ手首側にずれ上にある前腕や肩がひっぱられてゆがみ肩のゆがみ・姿勢不良から肩こりや腕のしびれを招きます。
3つ目はスマホを手に持ち・見る姿勢からくる「神経の圧迫」による手先のしびれ、二の腕のしびれ。腕への神経は、頚椎(首の骨)の間から出て腕、手先までありますが
その間で間隔が狭くなる部位が主に3箇所あり、神経が圧迫されやすい箇所となります。他にも症状や原因は様々あり、一人一人の生活スタイルや筋力によっても不調の現れ方が変わってきます。
Arcus Barを使用することで、腕から指の過度な緊張を緩め姿勢が正しい位置で維持できるよう肩甲骨周りを鍛えて身体を整えていきましょう。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
シドニーでクラシカルピラティスを学んできました。
こんにちは。トレーナー荻原です。
オーストラリア・シドニーでのピラティス研修に参加してきました!今回訪れたのは、オーストラリアピラティスアライアンス副理事を務めたOlga Tamara氏のスタジオでクラシカルピラティスを学んできました。
ピラティスはいまから約100年ほど前にジョセフピラティス氏によって作られたエクササイズメソッド。そこから現代にかけてピラティスは時代に合わせて変化を続けていますが、クラシカルピラティスとは、ジョセフピラティス氏のコンセプトを忠実に再現し現代も伝え続けることをコンセプトとしています。動きの中には体を効果的に使う様々な決まりがあり、それに忠実に体を動かすことで自然に強さとしなやかさを持った体作りが行えることが特徴です。
Olga先生のは、エルダーのロマーナスタイルのピラティスを長年学んできた方で、どのようにクライアントさんに触れて修正し効果をだすようにするのかということを大切にしていました。的確なキューイングとタッチングうぃ細かく教えていただきました。
クラシカルピラティスのコンセプトやトランジションをを詳しく解説していただきながら、アシスタントの方とペアでムーブメントの練習を続けていき忠実に動きを再現することができ、また様々なチャレンジングな動きにもトライしたり、とても内容の濃い研修を受けることができました。
チェアのセッションでは、自分たちの課題を修正し正しく動くために様々なアイデアから結び付け気づかせてもらいました。アメリカで学ぶスタイルとは少しアプローチが違いいつもと同じように動けづ勉強になりました。
また、アブセイリングのトレーニングにも行ってきました。アブセイリングとは、ロープを使ってナチュラルな地表を懸垂下降していくことです。今回は約30メートルの崖と滝をおりるトレーニングを皆でおこないました。足場が不安定な場所での下降は、股関節・膝の使い方や体幹の安定のさせ方などピラティスのアイデアが大変役に立ちます。
3日間で学んだ多くのことをお伝えしていけるようにスタッフ皆で復習し完成度をあげていきます!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
「身体の緊張化」をピラティスでどうケアする?
こんにちは。トレーナー荻原です。
「女性のためのライフスキル」疲労とコンディショニングセミナーを開催しました。
年齢による身体の変化が気になっている方は多いと思います。疲れやすくなった、夜眠るのが難しくなった、ふとした時に身体に痛みを感じる、動きが鈍くなった気がする、などの症状は年齢を重ねていくとともに起こりやすい症状の一例です。
特に女性は生涯のなかでホルモンの分泌に目まぐるしく変化があるため、加齢による体質の変化が起こりやすいといわれています。
そのホルモンバランスの変化によって起こる様々な症状のなかで、あまり知られていない症状として「身体の緊張化」というものがあります。
一般的に身体が緊張する(力が入る)のは、精神面での緊張や日常生活の癖による要因を疑うことが多いのですが、ホルモンの変化により身体の力を抜くことが難しくなっていたり、力が入っていることに気づけなくなってくることがあります。特に指先に力が入っている人やそれによって指の関節に痛みが起こったりうまく指を曲げることができなくなっている場合は加齢による緊張化の可能性が高いといわれています。
その他身体の緊張化による症状が起こりやすい身体の部位として、首や顎、そして眼などがあります。また身体の関節も硬くなりやすくなったり、筋肉については自分の力の入りやすいところにばかり力を入れてしまうというのが緊張化の特徴でもあります。
そんな緊張化の症状を軽減させるために必要なことは「呼吸」を重要視すること、そして硬くなった部分ではなくそのそばにある関節を適度な負荷で動かしてあげることです。
緊張化を起こしている人は肩などで呼吸をして、呼吸筋である横隔膜を十分に動かせていない方が多いです。それにより横隔膜と密接に関わっている大腰筋の機能不全を起こし、股関節の硬さを生んでしまいます。
パラセッターの上で身体を安定させた状態で呼吸を誘導することで、背面側にある横隔膜まで活性化させ、呼吸筋を整えるだけではなく自律神経にもしっかりと作用しホルモン分泌をスムーズにしていきます。
また、カラーズのパーソナルメンテナンスレッスンの中で必ず行う「プレピラティス」というムーブメントは、身体の各部位の関節をきめ細やかに動かしていくことで血流やリンパなどの体液の循環を促し身体のエネルギーの流れを促進することで緊張化を取り除く助けとなっていきます。
加齢による身体の変化に対応するために何よりも重要なポイントは、変化していく自分自身の身体を知りそれを受容しその症状に合った対処をしていくことです。
10年前に成功した方法がいま同じように成功する可能性を期待するより、その10年の間に起こった生活の中の変化、身体の変化、気持ちの変化、社会的変化、対人の変化によっていま必要なことをしっかりと見極めていくことが必要です。
カラーズのピラティスレッスンでは必ず動きの中で自感を促し、いまのご自身の状況を把握していただくために下記のチェックを行っていきます。
①力を入れる・緩める(どこに力が入る?どこの力が抜けない?を自覚する)
②動かす(どこが動いてどこが動かない?)
③体軸を立てる(どの条件でバランスを崩す?体幹の力が働かないと四肢の力は抜けない)
④構え(元の形に戻ることができるか?動作のあとに基本にもどることができなければ次の動作には映れない→メンタルにも影響する)
加齢による身体の変化に対応するために必要な要素は、認知(捉え方、据え方)、呼吸(酸素と二酸化炭素のバランスはとれているか)、循環(流すことをしているか)の3つがカギとなります。その3つを同時に行うことができるピラティスは年齢とともに変わっていく自分の身体をケアすることのできるメソッドです。
毎日の体の変化ををしっかりと受け入れ、楽しい毎日を過ごすための一つの手段としてピラティスを一緒に活用していきましょう。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
バレエ留学を目指す方へのワークショップ開催。
- 2018-11-15 (木)
- Masterstretch | マスターストレッチ
こんにちは。
バレエ留学を目指す学生の方に向けた バレエのためのトレーニングセミナーを開催しました。
・なぜトレーニングが必要なのか?
・トレーニングをより効果的に行うためには?
・自分の体はどうなっているのだろか?
・ターンアウトには何が必要なのか?
小学生から高校生までご参加いただき、一人一人の問題点を考えながら進めていきました。
そして、今回はロベルト ボッレや世界中のバレエダンサーが実践するマスターストレッチとピラティスを中心にトレーニング。
「ただむやみやたらに腹筋をしていても、バレエのためには役立たないかも?」 自分の体に問いかけ、自分の体を感じトレーニングを行なっていくことが バレエ上達に直結したトレーニングとなることを実感していただけたのではないでしょうか。
考えてトレーニングをすると、目に見える体の変化も。 いまだにバレエの世界でもたくさんの「当たり前」が存在します。 ストレッチが大切。レッスン以外でもどんな時もターンアウトした生活。 足指の皮が剥けたとしても、血が出てもどうにかして踊る。一日でもレッスンは休んではいけない。 当たり前だから行うのではなく、自分の体に向き合う習慣をつけることで、自分の踊りを知ることができ、効率よく上達スピードをあげることができます。
また自分の体を考えることを「学生」のうちから身につけることで、留学し環境が変わり、心身ともに緊張が続く中でも自分のパフォーマンスを発揮するために大いに役立ちます。
カラーズで、約一年半プライベートレッスンでトレーニングし、ワガノワバレエアカデミーに留学中のNさんをお招きして実際の留学生活についてお話しいただきました。
・今の生活環境について
・体力づくりやテクニックについて
・留学前にやっていて良かったこと
・留学してからの体の変化や考え方の変化
など実体験をお話ししてくださいました。
Nさんは日本に一時帰国されている間も、ご自身と向き合いトレーニングにお越しいただいております。日々自分に厳しく自分に素直にトレーニングをされるNさんは変化も早くわずかな期間でも集中してレベルアップしてロシアへと戻られました。
そしてその後参加者の中でプライベートレッスンをご受講いただいておりました3名の留学先が決定!
・ドイツのベルリン国立バレエ学校
・ロシアボリショイバレエ学校
・オーストラリアバレエ学校・・・これから世界各国での皆様の活躍がとても楽しみです。
レッスンにてお伝えした自分との向き合い方を忘れず、怪我無く楽しみながら夢をかなえて頂きたいと思います。 バレエのために何が自分には必要なのか、どんなトレーニングをしたらいいのか。
情報過多な現代だからこそ 悩む面も。 まずは自分を知り、自分に向き合う習慣をつけることで、自分で自分の体を知り、鍛え、守れるようになるためのトレーニングから始めてみませんか。
これから羽ばたいていく学生の皆様だからこそ、健やかに楽しく踊れる体でいていただきたいと思い、日々レッスンを行なっております。 もちろんそんな学生を育てたいという講師の方、保護者の方にもぜひその気持ちを形にできるようサポートさせていただきます。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
ピラティス・マスターストレッチ指導者資格コーススケジュールが決まりました!
こんにちは。
トレーナー村上です。
マットピラティス・マスターストレッチの資格取得コースのスケジュールが決まりましたのでお知らせです!
「BodyElementSystemJapan認定マットピラティス資格取得コース」
[スケジュール]
◆日曜日コース 2019年 1月 9日(日)-3ヵ月間 14:30-17:30 全11回
◆水曜日コース 2019年 1月16日(水)-3ヵ月間 13:00-16:00 全11回
週1回 3カ月コース 計32時間
※授業欠席による補講のシステムなどはお問合せくださいませ。
[内 容]
60のムーブメント (プレピラティス・ファンダメンタル・クラシカルピラティス)を32時間で習得していきます。その中で指導法、修正法もカリキュラムに含み生徒同士で模擬レッスン(ティーチング)にも重点を置いています。生理学/解剖学/ティーチングスキル/修正法/模擬レッスン/マスターストレッチ イントロ/ボディキー イントロ ボール・セラバンドの使い方
[受講料] 183,600 円 ※テキスト 認定証書代含む
受講対象者 初心者、バレエダンサー、パーソナルトレーナー、エアロビクスインストラクターなど 様々な方に受講いただけます。 (経験に応じてクラス構成いたします。)
スタジオカラーズの講師陣は、Body Element Pilatesコース指導技術向上のためピラティスマスターより 学ぶことで内容のブラッシュアップを行っています。
● 2013・2014・2015年 ファーストジェネレーション Eve Gentryを引き継ぐ Michele Larsson氏の元でトレーニング。
● 2016・2017年 ピラティスマスターElizabeth Larkam氏をスタジオに招聘しピラティスエデュケーションコースを開講。
● 2016・2017年 ファーストジェネレーションJay Grimes氏の元でトレーニング。
● 2018年9月 ニューヨークのジョセフ ピラティス氏のオリジナルスタジオに現在ある「Rolates Pilates」でエルダー カローラトゥリアスタイルのトレーニング
BodyElementSystemJapanについて:https://www.body-element.org/?page_id=5
BodyElementSystemJapanのマットピラティス資格コースは、全国で 1,500名以上が卒業され活躍されてます。継続的なスキルアップの為にセミナーも多種のクラスを開講してます。
卒業後のスタジオ開業・運営やレッスンの斡旋についてもご相談ください。
説明会・体験レッスンの申込み 問合せフォーム
「マスターストレッチ トレーナー資格取得コース」
[スケジュール]
2018年 12月 8日(土)・9日(日) 14:15-18:15 合計8時間
[内容] プレトレーニング エクササイズ説明 指導法 解剖学・呼吸法を8時間で学んでいきます。
[受講料] 129,600円 (テキスト・イタリアBodyCodeSystem社 認定証書含む)
「ピラティスマシンコース」も随時開講してます。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
Mail: info@studio-colors.com
Tel:06-4964-0735