大阪のピラティス・スタジオ・カラーズのブログ記事一覧
ピラティスで日頃のクセから起こる不快感を変化させる!
こんにちは。トレーナーの村上です。
身体に起こる小さな違和感や痩せにくくなったなどの体形の変化、なぜかいつも同じ場所に疲労がたまるなど、特別なことを何かしたわけではないのに体に起こる様々な反応があります。
その原因の大部分は日常の小さな癖。
自分では気がつきにくい些細な行動が積み重なってトラブルへとつながる習慣となっています。
修正するためには、正しく使う意識と日々の運動習慣。
まずは癖に気づく「意識」の部分と同時に、癖の定着により動かしにくくなっている部分を緩めたり、
弱くなっている部分を鍛えたりすることで体に本来の動きを定着させることが必要です。
例えば「脚」のメカニズム。
脚の裏側の筋肉は、重力に逆らって身体を持ち上げる筋肉群で、ここがしなやかだと脚が綺麗に伸び
ヒップの位置も高くなります。
足の裏が硬いと足首が動かず ふくらはぎの筋肉もかたくなり、むくみの原因にもなります。
それだけでははく、足裏の硬さにより体重がカカトに乗り切れず指側で支えることで足の甲とスネ、
太ももに力が入り脚の前面の筋肉が硬くなり、脚の裏側の筋肉が使いづらい状態に。
また、デスクでの作業やうつむいてスマホを眺める習慣によって、前屈みになった体の状態はひざの関節に負担がかがり、腿の裏の筋肉も緩むので脂肪がつきやすくなります。
マットピラティスに加えて、脚のトレーニング・調節・強化を助けてくれるアーカスを使った動き。
チェアーを使っての殿筋(お尻)やハムストリングス、大腿四頭筋(太もも)の強化
マスターストレッチで、固くなっている足の後ろ側の筋肉に働きかけていきます。
意識とトレーニングの両方から、お休みしている筋肉を呼び起こし
強くしなやかな体づくりを目指していきましょう。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
「肩と腕」「膝と脚」の悩みを改善
- 2018-07-08 (日)
- ピラティス
こんにちは。トレーナー岸本です。
プライベートレッスンを受けられているお客様のなかで「肩」や「膝」の悩みを改善したいという方が多くいらっしゃいます。
今回は、➀腕ー肩 ②膝ー足 をテーマに「ピラティスのための機能解剖学セミナー」を開催しました。ピラティスのトレーニングや普段動く時に、筋肉の動きは考えますが骨の動きまで意識する方は少ないのではないでしょうか。
そんなときに骨を意識すると肩や肩甲骨のコントロールがしやすくなります。肩コリや猫背に関係する、「肩甲帯」を構成する骨<胸骨・鎖骨・肩甲骨・上腕骨>があります。
この骨がどういう形で身体の中で動いているのかを理解しイメージすることで、力みなく肩や肩甲骨を理想的な位置に置いておくことが可能になります。また、骨と同時に骨を安定させる筋肉を意識することも身体を機能的に使う際にとても重要です。例えば肩甲骨と肩関節は胸郭の動きと一緒に動くので身体の中で一番自由に動くことの出来る部分でもあり、それと同時に不安定な部分でもあります。その不安定な部分を安定させる筋肉である肩のインナーマッスル「ローテーターカフ」でしっかり安定させてあげる事が大事です。
膝は様々な身体の機能障害が痛みとして発症しやすい部分です。膝は身体の中で一番大きい関節ですが捻れやすく痛めやすい部分でもあります。大腿骨と脛骨がまっすぐの人はいませんが、ボーンリズムに合わせてまっすぐに使うトレーニングをする事で半月板へ負担がかかりにくくなります。何となく場所と機能が解る…を、しっかりと見て、触って、動いて感じる!ということをコンセプトにしたセミナーの中で、骨の動きと筋肉の動きを考えて、身体の繋がりを体感していきました。
身体を知り、ピラティスや普段の動きを少し変えて動かしてみると動きやすくなったり、痛みが軽減されていきます。そんな快適な身体づくりをもっとレッスンでお伝えしていきますので身体の変化を楽しんでみてください!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
マスターストレッチで身体のラインを整える
トレーナー木原です。
まだまだテレビなどメディアで取り上げられることも多いマスターストレッチ。
「深イイ話」 で 安井友梨さんがマスターストレッチをされていたのが大反響で多くのお問い合わせをいただきました。名前と外見から、ストレッチの道具として認識されやすいマスターストレッチですがストレッチだけではなく様々な効果が期待できるのです!
☆ 骨格の位置を整えカラダのラインを整える
背骨・骨盤・脚を同時にコントロールして歪みを整える
☆ 足の機能にフォーカスする
指や足首の動きを多く含み、ふくらはぎやハムストリングス
股関節の機能を取り戻します。これは他のワークにはあまり無い点です。☆ 使いづらい部位をしっかり動かす
を丁寧に刺激していきます。 しっかり動いた!と体感できる。☆ パフォーマンスに活かしやすい
立位でワークを行う為、実践のフォーマンすに活きるテクニックを学ぶ
ことができる。 ダンサーやゴルファーの実践者が多くいらっしゃいます。☆ 人間の動作の中でもとくに大事なのが足裏
親指の付け根に位置しているMP関節へも意識を向けることが重要。
o脚もx脚も関節への荷重を意識するだけでつま先から膝の角度がキレイなラインに!
☆カラダの歪みを整える
足裏から頭までを連動して動かしていくことによってつまりや過度の筋収縮が改善される。
ご自身の身体を動かし鍛えることで歪みや不調の根本の原因が改善されていくことができ継続的な変化が感じられやすくなります。カラーズでは、脚のアライメント調整ツール「 ProArch® プロアーチ」で脚のラインを整えてからマスターストレッチを行います。見た目や名前から足の甲をだすツールだと思われがちなプロアーチ。
本来は足や脚のアライメントを整えてくれるのが最大の特徴です。足底をニュートラルな状態に戻すので、もちろん甲の柔軟性も高める効果もあります。どんなに柔らかい人でも必ず硬い部分があり、それが怪我や脚のラインがくずれてしまっている原因ですがそれらをしっかり緩めてくれます。その結果として、
・怪我を防ぐ ・脚のラインを美しく ・軸が定まりすくなる という効果がマスターストレッチの前の5分程で向上します。
BESJピラティス マスタートレーナーミーティングに参加!
こんにちは。
トレーナー矢羽田です。
スタジオカラーズが所属しているピラティスの団体 BESJ (BodyElementSystemJapan)のピラティスマスタートレーナーミーティングに参加してきました。
今回は、札幌で2日間開催され 北海道から九州までのトレーナー20名が集まりピラティスの研修を行いました。BESJでは、毎年 技術・知識の向上と共有のため海外研修とマスターミーティングをおこないます。これにより、身体を健康に心地よくする情報を毎年アップデートすることができます。
1日目は、マットピラティストレーナー資格取得コースの新しいテキストについて、解剖学や呼吸の仕組みなど基礎の部分や新しいピラティスムーブメントのアップデートが行われました。
キッズトレーニングの方法・スタジオトレーナーのトレーニングについてなどについてのプレゼンテーションも勉強になりました。
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2日目は、ピラティスツール「TYE4 タイフォー」
TYE4は、ニューヨークのPhysicalMind Instituteというピラティスの資格発行をアメリカではじめておこなった「The Institute for the Pilates Method」を前身とした組織が開発しました。
この団体の創設者Joan Breibartが エルダーのイヴ ジェントリーとミシェル ラーソンとともに設立しました。
ジョーンは、1993年に「Pilates」の登録商標権の取り消しを求める訴訟を起こし7年の闘争の後、2000年10月19日に「Pilates」の登録商標が取り消され、これにより全ての人が「Pilates」という語を使えるようになりピラティスは一気に全米で広まっていきました。この歴史あるピラティス団体が開発したTYE4を使ってピラティスの効果をどうひきだすかについてディスカッションとトレーニングを行いました。
『 TYE4 タイフォー』ニューヨーク発 背骨を整えるトレーニングメソッドとして◇ 2Way stretch 2方向へのレジスタンスを常に維持し全身の伸びをつくる◇ Strength center 体幹を強くし力みのないしなやかで綺麗なカラダにというコンセプトに、5年前から日本でも広がっています。
カラーズでも5年前からプライベートレッスンで取り入れており、姿勢改善に大変効果的です。
今回アップデートしてきたムーブメントや知識をを通し、身体や心への気づき、変わっていくことで元気な人が1人でも多く増えてほしいと思います!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
「Parasetter® パラセッター」を使って腰痛改善
- 2018-06-09 (土)
- Parasetter | パラセッター | ピラティス
こんにちは。トレーナー荻原です。
日々の疲労蓄積をリセットし身体を整えてくれる「パラセッター」。カラーズのプライベートレッスンでも使用することが多く、お家でのセルフメンテナンス用に購入されるかたも多くいらっしゃいます。
Parasetterは、Parasympathetic-副交感神経- が名前の由来となっています。ピラティスの効果を最大限に引き出す為には、交感神経と副交感神経のバランスを整えることがカギとなってきます。多くの場合、身体と心が緊張状態で交感神経が優位でリラックスできる時間がとられていません。
リラックスした時間をとり身体の緊張をほどく為に、2つの山型が背骨に負担がかかりにくいポジションへと導いてくれます。肋骨・頭蓋から骨盤までリラックス状態を得ることができます。この山型部分が肩甲骨と肋骨の間でサポートすることにより、脊柱が浮き周りの筋肉の負担が軽減されていきます。
パラセッター上で、意識して呼吸を10分間行うことで肋骨背部が刺激され肋間筋を柔軟にし横隔膜の効率的な運動を導きだします。3ディメンションの意識的な呼吸は内臓・筋肉の適正な運動には欠かせません。
しっかりとリラックスしてから体幹のトレーニングに進んでいきます。骨盤の歪みがある状態で腰部を安定させる為のトレーニングをしてしまうことで、さらに腰痛を引き起こしてしまうことがあります。2つの山があることで、歪みに気づき修正することが容易になります。この2つの山は肩甲骨回りのリリースにも役立ちます。
パラセッターは、自分でもしっかりと効果がだせるツールですので自宅でのトレーニングにも大変お勧めです!寝転ぶとわかる「心地よさ」。自然と呼吸も深くなり身体が芯から温まっていきます!日々のメンテナンスにパラセッターを取り入れることで、呼吸から機能的な状態へと戻し身体を整えていきましょう。
パラセッターのセミナーも開催しています。2時間で19ムーブメントを学んでいきます。
「 パラセッター×ピラティス セミナー 」
日時:2018年7月16日(月祝)14:30ー16:30 詳細:https://www.studio-colors.com/?p=2573
Parasetter パラセッター 販売をしていますのでご購入いただけます。
価格:12,000円+税 Mail: info@studio-colors.com 送料着払いでの発送となります。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
マスターストレッチ マスターがイタリアから来日!
- 2018-05-25 (金)
- Masterstretch | ペガサス | ボディキー | マスターストレッチ | ワークショップ・セミナー
こんにちは。トレーナー荻原です。
マスターストレッチを開発したBodyCodeSystemイタリア フィレンツェ本部よりチーフマスターティーチャーのIvana Chiaravalloti氏が来日 カラーズでセミナーを開催しました。
身体の土台となる「足」からアプローチをするマスターストレッチ。脚はクセや歪みがあらわれやすいところであり、それらが原因となって腰痛や肩こり・姿勢不良を引き起こすことがあります。
セミナーでは足の正しい使い方から 丁寧に効率的にトレーニングを行うことから始めて行きました。マスターストレッチは、平行に立つことさえも筋力・バランス感覚が必要となります。自分に集中しコントロールして動かすことで15分程で脚や背骨の変化をしっかりと感じることができます。
動きを続けていく中で、正しい使い方をしていくことで脚の形も変化し整っていきます。骨盤から背骨-首までしなやかな動きへと導いてくれます。マスターストレッチを脱いだ時の変化は歴然!重心の位置・体の安定感・脚のライン・柔軟な背骨・股関節周り・肩周りなどに変化が現れていました。
マスターストレッチに装着して使用する、バンジートーン セミナーも開催。足から手まで連動したトレーニングが行えるため、足裏は更に活性化!腕・肩・背中にかけては肩のインナーマッスルと体幹部を総動員したトレーニングとなり、コントロール力と持久力の強化に!バンジートーンは「綺麗な背中づくり」には欠かせない存在です。
そのほかにもマスターストレッチの兄弟ツール「BodyKey ボディキー」やコンディショニングマシン「Pegasus ペガサス」の勉強会。「ペガサス」では、ウェイトを利用し「お尻」の強化を中心に背骨と連動した脚や肩周りの強化を目的としたムーブメントを学びました。
一つ一つの部位を改善しながら動きの中で身体が変わり全身を統合させていくことができるこれらのメソッドは身体の不調を改善し、ボディラインを整えていくのにすごく効果的です。来年は代表のPino Carbone氏が来日し、レッスンやワークショップをする予定です!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
ピラティスマシンを使って股関節の動きを改善
こんにちは。トレーナー稲森です。
理想的と考えられる姿勢を取るときに重要な役割を果たす「股関節」。歩く・走る・座るといった生活の様々なシーンの中でも股関節の機能的な動きはとても重要なポイントになってきます。現代の生活は股関節の使用頻度が低くなっているといわれ、股関節を使用しないかわりに膝や腰などを動かすことにより股関節の機能不全を起こしている人も少なくありません。
座りっぱなし・歩く距離や時間の短さなど私たちの股関節をどんどん甘やかしている毎日です。股関節には約21種類もの筋肉が関係しあっているといわれています。そのすべてが正しく動くことが、股関節の動きや安定の向上につながります。
例えばお尻を鍛えたい!と思った時に思いつくのは大殿筋や中殿筋・ハムストリングスなど、お尻周り周辺の大きな筋肉を鍛えるようなスクワットなどを思い浮かべますが、深層部の筋肉の安定性がないまま大きな筋肉を鍛えるトレーニングをしても効果が出るのが遅くなったり、酷いばあいは痛みが発生することもあります。
股関節は肩関節ととても似ていて、前面は弱く後面は強いという骨の形状や筋肉のつき方に特徴があります。後面で股関節をサポートしてくれているのは「臀筋群」股関節を正しい位置(大腿骨が寛骨にしっかりとはまっていること)にするには、臀筋群が正しく機能する必要があります。臀筋群を正しく機能させるためには凝り固まっている臀筋群はリリースが必要となってきます。
そして、深層部の筋肉を使用して股関節を正しく安定させること。これらの筋肉一つ一つに必要な作用があり、使用するため股関節の角度なども決まっています。
普段の生活のなかで股関節を一定の方向にしか動かさないことが続くと、どうしても使われにくい筋肉が生まれ、筋肉のアンバランスから脚の捻じれや歪みが引き起こされやすくなるのです。ピラティスマシンを使うことでトレーニングするコツをわかりやすく理解しながら動くことができ、効果を出すための近道となります。
まずは股関節を安定させる筋肉にスイッチを入れてから大き筋肉を鍛えていくことで、「安定と強さ」を同時につくりだすことができ、股関節が機能的にしっかり動いてくれるようになります。
股関節が機能的に動くことは脚の悩みを改善することにも繋がります。そして股関節の動きは仙骨を通して背骨や頭蓋骨の動きにも密接に繋がっているため、結果的に体全体の機能改善も期待できるのです。小さな筋肉を鍛えるトレーニングは地味なものが多いのですが、コツコツと積み重ねることで体の変化が出やすくなってきます。使っていない筋肉をしっかりと呼び覚まして運動効果を高めていきましょう!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
良い姿勢をキープする筋肉をTYE4®を使ってトレーニング
こんにちは。トレーナー岸本です。
毎日の生活の中で良い姿勢を保つことを妨げる原因は多くあります。座りすぎやスマホの使い過ぎ、便利な生活様式は姿勢を保つ筋肉をどんどん退化させていきます。
身体に痛みや違和感を生み出さないようにする姿勢を保つには、体幹の強さが必要となってきます。骨盤・背骨・肋骨・肩甲骨 これらの骨格を基礎とした胴体部分を「体幹」といいます。体幹の強さをつくる為には、インナーマッスルとアウターマッスルのバランスを整える事と姿勢を保つ筋肉の強化が必要です。
特にインナーマッスル(横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋)は内臓なども支えているため、活性化させることで内側からカラダの動きをコントロールさせることができます。インナーマッスルが一番働きやすい状態を作るには、肋骨・骨盤・背骨の位置が重要になってきます。
例えば、肋骨が開いていたら横隔膜のポジションが本来の位置にはなく収まりきらない状況です。骨盤底筋群が抜けると骨盤の歪みを起こし土台が崩れます。体幹の「上の蓋」である横隔膜と「下の土台」である骨盤底筋群の安定を作ることは体幹のを安定させるために必須となります。そしてその働きを一緒に作ってくれる腹横筋と多裂筋を働かせることが、体幹を鍛えることに繋がります。また、体幹を安定させることは、背骨の健康にも大きく影響します。
横隔膜や骨盤底筋群の歪みにより背骨のニュートラルポジションは同時に崩れてしまいます。肋骨部に固定をするTYE4は、横隔膜の正しい位置を誘導し体幹の安定をつくりながら様々なトレーニングをすることができます。正しい配置を自然に導きながら、TYE4の4キロの負荷をコントロールすることで、背骨のコンディショニングも同時に行なうことができます!
バンジーと呼ばれるTYE4のゴムを引っ張りムーブメントを行うことで、体幹の安定・肩・胸部の可動域改善。そして脚のコントロール力の向上とポジションの修正に効果的です。
◇ワークショップ情報◇
日 時: 2018年 6月8日(金)14:30-15:45
料 金: 3,780円
対 象: 全ての方(ピラティス経験の有無は問いません)
内 容:ニューヨーク発「背骨を整えるトレーニング 『TYE4®タイフォー』とピラティスを組み合わせたワークショップです。首から尾骨までを安定と可動を考えタイフォーのバネを使いながら動かしつまりのない身体づくりを目指していきます。
・ 2Way stretch 2方向へのレジスタンスを常に維持し全身の伸びをつくる
・ Strength center 体幹を強くし力みのないしなやかで綺麗なカラダに
ピラティススタジオ カラーズ大阪
マタニティケアピラティス & 骨盤底筋群について
- 2018-04-25 (水)
- ピラティス
こんにちは。トレーナー木原です。
先日「マタニティケアピラティス・骨盤底筋群について」2本立てセミナーを開催しました。
ピラティスがなぜ産前産後の身体にいいのか?
骨盤底筋群って実際のところはどうなっているの?
なんとなくの知識を自信を持ってお伝えしていっていただけるよう、解説をしながらムーブメントに取り組んでいきました。産前産後の身体は著しく変化し、外見のみならず身体の中も著しく変化しています。ホルモンの影響、循環器系の変化は大きく、トレーニングをする際はそれらを考慮した上で行なっていくことが大切です。また子宮が大きくなるにつれ背骨の湾曲や横隔膜の配置が変わってきます。
ピラティスで背骨を整え、仙骨・尾骨のポジションを整え、骨盤底筋群・横隔膜のコントロール力を身につけることは、出産時に大いに役立ちます。
特に四つ這いでのムーブメントは母体に負荷をかけにくく、背骨は柔軟に、インナーマッスルは安定するようトレーニングが行えます。
また呼吸を使って横隔膜や骨盤底筋群を連動させ、インナーマッスルの安定を強化することは、妊娠中の身体を整えることはもちろん、産後のお身体の回復の助けとなります。産前産後のお身体にも大切ですが、普段の生活から意識をしたい「骨盤底筋群」。
骨盤底筋群も表層部と深層部があり、様々な方向に様々な筋肉が重なり合っているのが特徴です。主な機能は尿や便のコントロール、骨盤の安定、内臓を支え、持ち上げ、そして出産時には胎児の通り道になります。
一般的に女性は骨盤底筋群がゆるみやすいと言われています。とくに出産を経験された方の多くは、緩んだ状態が続いており、尿漏れや臓器脱、腰痛の原因となることもあります。実際に骨盤底筋群は触ってトレーニングすることが難しいため、できるだけ正確なイメージを持って、自分で意識を向けてトレーニングを行うことが大切です。
また効果的にトレーニングを行うためにはわかりやすいものを選び、周りの筋肉群と協働させて、コントロールして行い、毎日少しずつ行うことがポイントです。
今回はミニボールを使い骨盤底筋群を活性化させるトレーニングを行なっていきました。様々なトレーニングの種目の中でも、骨盤底筋群が活性化しやすく、周りの筋肉群と連動しやすいと言われているのが「ヒップエスカレーター(ブリッジ)」
尾骨を少し前に牽引するイメージや座骨同士を引き寄せて脚のポジションを安定させること、またお尻を持ち上げて臀筋群を使うことから、機能的であると言われています。
「コークスクリュー」は、それらのイメージをより強化していくのに適しています。足が床に接していないことから、コントロールは難しくなりますが、そうすることでさらに強化して行えるのです。骨盤底筋群は自律神経と体性神経の分布があり、意思でコントロールできるところでありながらも、精神面の影響を受けやすい部分でもあると言われています。
ピラティスで骨盤底筋群のコントロール力を上げることで、より快適な気持ちで、快適に過ごせる体づくりをしていきましょう!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
Parasetter® パラセッター 購入
- 2018-04-21 (土)
- Parasetter | ピラティス | ブログ
【 Parasetter ® 】パラセッター
Parasetterは、Parasympathetic-副交感神経- が名前の由来となっています。トレーニングの効果を最大限に引き出す為には、交感神経と副交感神経のバランスを整えることがカギとなってきます。多くの場合、身体と心が緊張状態で交感神経が優位でリラックスできる時間がとられていません。
リラックスした時間をとり身体の緊張をほどく為に、2つの山型が背骨に負担がかかりにくいポジションへと導いてくれます。肋骨・頭蓋から骨盤までリラックス状態を得ることができます。この山型部分が肩甲骨と肋骨の間でサポートすることにより、脊柱が浮き周りの筋肉の負担が軽減されていきます。
パラセッター上で、意識して呼吸を10分間行うことで肋骨背部が刺激され肋間筋を柔軟にし横隔膜の効率的な運動を導きだします。3ディメンションの意識的な呼吸は内臓・筋肉の適正な運動には欠かせません。
Parasetter パラセッターをご購入いただけます。
価格:15,400円(税込) 送料着払い
メール・お電話にてご注文を承っております。
Mail: info@studio-colors.com Tel:06-4964-0735
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