大阪のピラティス・スタジオ・カラーズのブログ記事一覧
ロサンゼルスでピラティス研修!
こんにちは。トレーナー矢羽田です。
ロサンゼルスに4日間のピラティス研修を受けに行ってきました!
今回の研修は、Balanced Body社のピラティスコース講師を務めるVictor氏から「Konnector®」や「コンテンポラリースタイル」のピラティスを中心に学んできました。
ピラティスの創始者であるジョセフピラティス氏はニューヨークを拠点にして活動していました。そのニューヨークでピラティスを学んだ弟子たち(ファーストジェネレーション)は、世界各国でピラティスを実践し、そしてその後継者たちが今でもピラティスを伝え続けています。
その中で、ロサンゼルス・サンフランシスコをではウエストコーストスタイルという形でラティスが確立されてきました。ニューヨークでは「クラシカル」といわれるムーブメントに身体を合わせて身体を強くしていくというスタイルのピラティススタジオが多くありますが、「ウエストコーストスタイル」は、一人ひとりの身体に合わせてピラティスを変化させていく「クライアントファースト」を大切にしています。Victor氏はこれをコンテンポラリースタイルとして適応させ多くの生徒を輩出されています。
このスタジオでは、「上半身の強さ」と「筋肉の柔軟性」を大切にし必ずレッスンの最後はストレッチなどクールダウンに時間をかけてからレッスンが終了します。いつつかのピラティスツールを使うことで身体の感覚をあげてくれて、よりシンプルに自分の苦手な動きを克服していくことができました。Victor氏のアプローチ方法は、より自身に集中力を発揮させるというアイデアから来ています。
1つ1つのムーブメントと身体に意識を向けてすり合わせていくことで終わった後のスッキリ感と普段うまく動かせない部分を使った気持ちのいい疲れが、ココロもカラダもスッキリさせてくれました。ピラティスのスゴイところですね!!
プライベートレッスンだけではなく、朝から夜までに筋膜リリースのクラス・コアアラインなどのグループレッスンも受講できたいへん充実した4日間でした。
ロサンゼルスでは、年齢を問わず運動する文化が浸透しており毎日の運動習慣としてピラティスをしに来られている方が多くいらっしゃいました。日本でも毎日通っていただけるようピラティスの良さをお伝えしてきます!
休憩時間に、ラグーナビーチへ
ピラティススタジオ カラーズ大阪
「Parasetter® パラセッター」を使って身体のメンテナンス!
- 2018-04-08 (日)
- Parasetter | パラセッター | ピラティス
こんにちは。トレーナー村上です。
4月は気温の変化や環境の変化により自律神経が乱れやすく、ストレスを感じやすくなり疲労も蓄積されやすくなります。生活の中で「舌」にグッと力が入っていませんか?
人間はストレスを受けた際に舌に力が入ると言われています。舌に力が入ってしまうと気道が圧迫されて呼吸がしにくくなります。これにより胸鎖乳突筋の姿勢制御機能が低下します。(頭頂部が前、アゴが引かれた状態に)
呼吸がうまくできないといった状態は、横隔膜の動きや体幹の安定を妨げる原因ともなっていきます。舌まわりの力みは、精神的な要因もありますが背骨や肋骨など骨格の歪み・筋肉の過緊張も要因の一つです。カラーズでは「パラセッター」を使用し胸郭の動きを誘導して呼吸改善につなげていきます。
ニューヨークの理学療法士によって考案された「Parasetter® パラセッター」は形だけでなく素材や弾力性についても研究されて作られたました。
クッション性のあるパラセッターと接する背面を意識して呼吸をすることで背骨周りの筋肉をほどよくリリースし、身体をリラックスした状態に導いていきます。
またその上でピラティスができるため柔軟な背骨の動きを誘導でき、歪みをリセットしながらセンターを取り戻していけます。自身の日々の疲労の蓄積をリセットするメンテナンスツールとしてパラセッターを有効に使用していきましょう!
適度なリラックス感が高まることで、姿勢改善・綺麗なカラダ作りがしやすい状態と近づけてくれます!
ピラティススタジオカラーズ大阪
Parasetter パラセッターの購入
- 2018-04-03 (火)
- Parasetter | パラセッター
Parasetter®パラセッターは、アメリカピラティスマシン最大手Balanced Body社 創立メンバーの一人であり、Pilates Anytimeでクラスの監修をおこなうニューヨークの理学療法士Marika Molnar氏とPhysicalMind Institute NYCによって開発されました。
Parasetterは、Parasympathetic-副交感神経- が名前の由来となっています。ピラティスの効果を最大限に引き出す為には、交感神経と副交感神経のバランスを整えることがカギとなってきます。多くの場合、身体と心が緊張状態で交感神経が優位でリラックスできる時間がとられていません。
リラックスした時間をとり身体の緊張をほどく為に、2つの山型が背骨に負担がかかりにくいポジションへと導いてくれます。肋骨・頭蓋から骨盤までリラックス状態を得ることができます。この山型部分が肩甲骨と肋骨の間でサポートすることにより、脊柱が浮き周りの筋肉の負担が軽減されていきます。
パラセッター上で、意識して呼吸を10分間行うことで肋骨背部が刺激され肋間筋を柔軟にし横隔膜の効率的な運動を導きだします。3ディメンションの意識的な呼吸は内臓・筋肉の適正な運動には欠かせません。
PayPalからParasetter パラセッターをご購入いただけます。
価格:15,400円(税込) 送料着払いでの発送
メール・お電話でもご注文を承っております。
Mail: info@studio-colors.com Tel:06-4964-0735
ピラティススタジオ カラーズ大阪 Pilates Studio COLORS
スタジオカラーズ 9年目にはいりました!
- 2018-04-01 (日)
- ピラティス
ピラティスを身体にフィットさせる3つの方法(プレ・ブリティッシュ・TYE4)
こんにちは。トレーナーの矢羽田です。
ピラティスは、「難しい」というお話を何回かいただいたことがあります。
レッスンでピラティスのムーブメントをそのままクライアントの方にしてしますと、なかかなフィットしないと思います。
ピラティスをお一人お一人に合わせる「クライアントファースト」というコンセプトを一番大切にしてきたピラティスファーストジェネレーションのイヴ・ジェントリー氏は「プレピラティス」を考案しました。
そのプレピラティスの活用法とブリティッシュスタイルのセミナーを近所のスタジオをお借りして開催致しました!
私たちがレッスンで行っているBodyElementSystemJapanのピラティスの特徴である「プレピラティス」は、
エクササイズの準備のための「プレ」という考え方よりも、イヴ・ジェントリーが考えるプレピラティスはリリースワークやカラダの使い方の学習的な要素が強いことに特徴があります。当時第一線で活躍していたダンサーでもあったイブ・ジェントリーは、自らの乳がん罹患(片千房の全摘出)による身体の不調和をピラティスによって克服した経験や、自身のクライアントと向き合うなかで、プレピラティスを構築していきました。
ピラティスで身体が変わる為には様々な要素が必要ですが、特に下記に挙げたテーマはプレピラティスを知ることで身につけるスピードが上がります。
①自分の身体に向き合い、動いているのか、動いていないのかを知ること
②日常使っていない部分、動いていない部分を動かして本来の機能を取り戻す
③使いすぎて「力み」やすい部分を、小さい動きで力みを減らしていくこと
④癖の修正
小さい動きで自分の身体に集中し、コントロールするプレピラティスを実践するとピラティスのコンセプトを理解する近道になります。
セミナーでは、パソコン作業などで固まりやすい胸周りや、大腿四頭筋の使いすぎをプレピラティスの動きで緩めながら、レッスンにどの用に組み込んでいくと効果的なのかを勉強していきました。ピラティスに大切な呼吸も、胸や肋骨のどの部分が固まっていて動きを制限しているのかなどレッスンなどではお伝え仕切れない部分を詳しく学んでいく機会となりました。
簡単だと思われやすいプレピラティスですが、自分でコントロール出来るようになると、リハビリや、身体が固まっている方だけでなくパフォーマンスアップに繋がります!
この、プレピラティスをより簡単に効果的に導いてくれるのが「TYE4® タイフォー」なんです!
TYE4は、装着して動くけで自然に身体が伸び・働き・アライメントの調整と身体の使い方を改善するように考えられたレジスタンスシステムです。
2方向へ自然と誘導してくれるので、常にその状態を維持し全身の伸びをつくってくれます。また、体幹を強くし力みのないしなやかで綺麗なカラダづくりにも最適です。
そしてセミナー後半はアラン・ハードマン氏がイギリスで確立したスタイル「ブリティッシュスタイル」について。
プレピラティスを考えたイヴ・ジェントリーの影響を受けているため、呼吸を大切にし、ターゲットとされている筋肉以外をリラックスして、身体に緊張が無いようにムーブメントを行うことを重点にしています。
基本の動きを腰椎が硬い人へ無理のないポジションで動くポイント、少し振付のように流れるような動きで背骨周りの動き良くしながら、強化をする動きなど、アメリカのピラティスとはまた違ったピラティスを体感することができました。
プレピラティスによって身体を目覚めさせる心地良さや、ブリティッシュスタイルの流れるような動きの気持ちよさを感じていただけるよう、少しづつレッスンでお伝えしていきたいと思います。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
身体のアンバランスからくる肩こり
- 2018-03-14 (水)
- ピラティス
こんにちは。トレーナー岸本です。
レッスン前のカウンセリング時に、今日の体調を伺った状況から日々の動きやクセの傾向や対策をお伝えして効果的なカラーズでのピラティス活用方法をレッスンを通して覚えていただいています。
「お腹まわりをなんとかしたい」「猫背を直したい」「身体のかたさを何とかしたい」などの様々な要望がある中で、共通した悩みとして挙がるのが「肩こり」。肩こりは特にそれがあるのが当たり前になっていて、なくなることはないと思っている方が多く見受けられます。
カラーズでのピラティスを週一回定期的に通っていただいている方が最も効果を実感するものの一つが「肩こりが格段にマシになった!」という部分でもあるのです。
その理由はどこにあるのでしょうか。
ピラティスは全身のバランスを整えていくメソッドです。
身体の持つアンバランスを正していくことで、理想的かつ効率的な
身体の使い方が習得できるようになることを目指しています。
身体のアンバランスとは…
アウターマッスルとインナーマッスルのバランス、身体の左右バランス、上半身と下半身のバランス、などがあります。
体は連動性とバランスの中で活動しています。様々な活動の中の偏った癖が強くなると、偏った体の使い方が起こり体のなかの様々なバランスを崩していきます。
元々内臓の配置や臓器の大きさなどで左右差をもって生まれてきている人間の身体ですが、日々の生活やスポーツパフォーマンスの偏った癖は体の不均衡を増大させ最も酷使される部分に過度の負荷がかかり、肩こりや腰痛の痛みとして発生している可能性があります。
ピラティスを通して全身のバランスを整えていくことで、一部分に過度にかかっている負担を軽減させることができるので、凝っている部分をもみほぐさなくても、結果がが辛さの軽減として現われてきます。
そして肩こりの方に多いのが間違った姿勢の認識です。
例えば、多くの人が「きれいな姿勢」を胸を張ることだと考えていますが、その認識から肋骨の後方回旋方向への過度(アンバランス)な動きがかかり、結果頸椎(首)が前に出る「ストレートネック」を誘発し、肩こりが辛くなっているパターンがあります。正しいと思っている姿勢が実は肩こりを増幅させているのだとしたら…
ピラティスは解剖学的観点から体を見て、本来のポジションを取り戻していくことで体のバランスを重視した「本当のきれいな姿勢」をつくっていくことができます。
カラーズのピラティスでは様々なピラティスマシンを使って身体をサポートしながら体のバランスを整え、本来の理想的な姿勢を知り過度にかかかっていく体への負担を取り除き、ここちよい身体づくりを目指していきます。
週一回のピラティスを習慣化させることが、肩こりなどの慢性的な症状の改善の第一歩になります!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
パーソナルメンテナンスレッスンで免疫力アップ!
こんにちは。トレーナー荻原です。
今年はインフルエンザも大流行し、免疫力という言葉を耳にする機会も大変多くカラーズのお越しいただいた際も、「免疫力下がってて…」と不調を訴える方もいらっしゃいました。免疫力が低下するとインフルエンザなど感染しやすかったり、なんとなく疲労がぬけない状態になります。
近年では、日常的にストレスを感じる、睡眠の質が悪いという方が働きざかりの年齢層にも増えていることから、「免疫力の老化」が進んでいるともいわれます。
季節の変わり目や忙しい時など、ある一定の時期に免疫力が低下するだけでなく全体的に免疫力が低下していることを表しています。日頃抱える、体のなんとなくの不調は免疫力の老化が原因かもしません。
免疫を保つために身体を流れている体液ー血液・組織液・リンパーをいちど考えてみることも大切です。
カラダの表層の部分にある「表在リンパ管」と、そのリンパ管の終着点となる「深部リンパ管」があります。血液と同じように、栄養分を運び不要物を回収しますが、心臓のように流れのスピードをつくるポンプがなく、リンパ液は12~24時間かけてゆっくりと全身を流れています。
その流れをお手伝いするのが下記の4つです。
<表在リンパ管へアプローチ>
1.骨格筋の筋運動(関節運動)
2.リンパマッサージ
<深部リンパ管へアプローチ>
3.横隔膜(呼吸)
4.内臓筋(胃腸をしっかりと動かす)
リンパマッサージをしても、あまり変化を感じない。といったご経験はありませんか?表在リンパの流れがよくなっていても深部リンパの流れが悪いと、渋滞を起こしている状態となりリンパの流れは変わらないのです。なかなかむくみが解消しないのは深部リンパに問題があるのかもしれませんね。またリンパの流れを邪魔するものとして、リンパが運んでいる「老廃物」があります。
化学物質が多い食べ物や暴飲暴食をするなど、身体に不要なもの、必要以上に摂取したものは老廃物として溜まっていく一方なのです。
リンパの流れを滞らせないようにするトレーニングとして、ピラティスで身体を意識しながら動かすことも大切です。
呼吸と連動して筋肉を使い、筋肉が目覚め始める事で血流が改善し姿勢不良を改善していく事で心地良い体づくりが行えます。
カラーズのパーソナルメンテナンスレッスンでは、
お身体の状態に合わせた独自のメニューでレッスンを進めていきます。
呼吸の意識付けが難しい方には「パラセッター」を。背骨周りの筋肉を緩め、横隔膜をしっかりと使った背面を意識した呼吸を誘導してくれます。
パソコン作業や家事など同じ姿勢や同じ動作の繰り返しから起こる姿勢不良には、スプリングを使って筋肉のばね作用を取り戻す「ピラティスマシン」を。しなやか筋肉を取り戻す事で身体が効率的に動き姿勢改善に繋がります。
足から整えていく場合には、マスターストレッチで骨盤・背骨との連動性をだしていきます。
カラダの現状を「しょうがない」で済まさず自分の力で取り戻していける様ピラティスで身体を整えて免疫力アップしていきましょう!
ピラティススタジオ カラーズ大阪
マスターストレッチ マスターティーチャー来日特別ワークショップ
- 2018-03-02 (金)
- ペガサス | ボディキー | マスターストレッチ | ワークショップ・セミナー
こんにちは。
トレーナー矢羽田です。
イタリア本部より マスターストレッチ マスターティーチャー Ivana Chiaravalloti氏が来日し、特別ワークショップを開講いたします!
BodyCodeSystem® 副代表を務めロベルトボッレ(ミラノ・スカラ座エトワール・アメリカンバレエシアター プリンシパル)などの 著名なダンサー・サッカー選手・プロゴルファーなどのトレーニングをしてきました。現在はイタリアを中心に活動しています。
マスターストレッチ・ボディキーを開発したBodyCodeSystemのチーフマスターティーチャーが「身体を変える」方法をしっかりと体感していただける内容をお伝えしていきます。強さやしなやかさを持ち、怪我や不調に悩まされないバランスの取れた身体づくりのアイデアを身体に落とし込んでいただけるセミナーです。
・BodyCodeSystemのコンセプトを誰よりも理解し、動きを知り尽くしている
・マスタートレーナー養成コースを担当し、指導経験が豊富
・多くのクライアントと向き合うことで、多くの解決策、効果の出し方を知っている
そんなIvanaから直接習い、身体の変化を改めて体感できるセミナーです。今回が初来日となりたいへん貴重な機会ですので是非ご受講ください!
マスターストレッチ チーフマスター Ivana Chiaravalloti 来日特別ワークショップ
2018年 5月17日(木)
① <マスターストレッチ セミナー>
【時 間】 10:00-12:00
【受講 料】 15,120円
【場 所】 スタジオカラーズ大阪
【内 容】 マスターストレッチスキルアップ
② <ボディキースペシャルセッション Flow and Restore >
【時 間】 13:00-14:00
【受講 料】 8,640円
【場 所】 スタジオカラーズ大阪
【内 容】 ボディキー60分のレッスン
③ <ボディキースペシャルセッション Core>
【時 間】 14:15-15:15
【受講 料】 8,640円
【場 所】 スタジオカラーズ大阪
【内 容】 ボディキー60分のレッスン
2018年 5月18(金)
④ <バレエの為のマスターストレッチワークショップ>
【時 間】 10:00-12:00
【受講 料】 15,120円
【場 所】 大阪市中央区 本町
【内 容】 バレエ上達の為の身体の使い方・ケガをしない身体づくりについて学びます。
バーとセンターで動きを確認しマスターストレッチを行っていきます。
⑤ <マスターストレッチ バンジートーン セミナー>
【時 間】 13:00-15:00
【受講 料】 15,120円
【場 所】 大阪市中央区 本町
【内 容】 マスターストレッチ バンジートーンの使い方を学んでいきます。
⑥ <マスターストレッチ セミナー>
【時 間】 15:30-17:30
【受講 料】 15,120円
【場 所】 大阪市中央区 本町
【内 容】 マスターストレッチスキルアップ
☆ お申込み受付 ☆
<大阪開催> スタジオカラーズ大阪 | info@studio-colors.com | 06-4964-0735
ピラティスを学びにニューヨークへ行ってきました。
こんにちは。トレーナー木原です。
4日間 ニューヨークでピラティス研修に参加してきました!
1日目は、ピラティス創設者のジョセフ・ピラティス氏が実際に指導をしていたスタジオでリフォーマーセッション。
ジョセフが重視していた「背骨の柔軟性」。
ベーシックな動きの中に様々なツールをうまく活用し動きに合わせていけるカラダ作り方法を学びました。ニューヨークは日本以上に時間の流れが早く、スマホを使用する時間は1日5時間と言われているほどです。そんなニューヨーカーの生活に根付いたピラティスは、100年以上経っても原型から変わらず引き継がれています。改めてピラティス氏の作り上げたコンセプト・ムーブメントの奥深さを感じました。
そして、ニューヨークシティバレエのコンディショニング部門代表 Marika Molnar氏のスタジオでの3日間。
Marikaを含め理学療法士が7人在中するスタジオでは、リハビリを目的としたパラセッターやピラティスマシンを使用したトレーニングや、骨の強化を目的としたタイフォーを使用したグループレッスンが常時開催されています。
経験豊富なピラティストレーナーの方々に、肩甲骨から腕にかけての修正法・胸椎の可動域改善・股関節の強化・脚のアライメント修正を中心に学びました。
ピラティスでよく用いられる「イメージキューイング」。動きのイメージを伝えることで、機能的な動きを導くよう用いられる指導法です。表現力豊かなトレーナーたちの様々なイメージキューイングによって導かれる動きは自己に集中し身体が楽になっていく感覚を再確認しました。
そして、「Parasetter パラセッター」「TYE4 タイフォー」の開発に携わってきたマリカから、直接コンセプトやレッスンでの修正の仕方など細かく指導を受けました。
タイフォーを使った現代人の首へのアプローチ方法、
パラセッターを使って、体幹部の意識付け、日々のリラックス方法、パラセッターの応用方法、パラセッターMINISを使って、足から足首、手から肩にかけてのアライメント修正、強化方法を学びました。
ご自宅でのメンテナンスツールとしても取り入れやすいパラセッターやパラセッターMINIS、パソコン・スマホを長時間利用する現代、日々時間に追われる現代人のケアには最適なツールであることを改めて感じました。
徒歩1分のところにはニューヨークシティバレエカンパニーがあり、Marika自身がダンサー向けにクラスを行っています。今回は特別にバックステージに連れて行っていただきました!
パフォーマンス直後のダンサーにも直接お会いすることができ、お話しをお伺いすることができました。
ピラティススタジオ カラーズ大阪
カラダの構造を理解して、ピラティスの効果を高める!
- 2018-02-08 (木)
- ピラティス
こんにちは。トレーナー岸本です。
最近は、スマホやパソコンなどの使いすぎで 背中が丸まっていることがたいへん多いですよね?
この様な場合でも、ピラティスで背骨を丸めて姿勢は改善するのか?ということなどを議題に「ピラティスの効果を引き出す評価するとアプローチ」セミナーを開催。今回は多くの方に参加いただいたため近所のスタジオをお借りしました。
「なぜピラティスは背骨を丸めた動きが多いのか?」という疑問からスタート!
答えから言うと、背骨の柔軟性とそれをコントロールする筋力が必要なので背骨を丸める動きも大切です。
(※悪い姿勢の背中が丸まっている状態=筋肉を使わずに背骨が縮まって丸まっている状態
ピラティスで行いたい背中の丸まっている状態=背骨のを引き伸ばし腹筋を使って背骨を丸めている状態)
パソコンやスマホでかたまっている姿勢は、呼吸が浅くなり肋骨や肩甲骨周りが硬くなり動き難くなっているため、姿勢を正すために胸を起こすのではなく腰を反らせてしまい、股関節周りの筋肉がコントロールできていないケースが多いです。
背骨の動きが頭からお尻まで均等に背骨のを動かせず丸くなりやすいところ、なりにくいところがあります。
それは単に筋力不足が原因なだけでなく、身体が使い方を忘れていて自分では気付けていない部分です。
今回はどうやってその癖を見極め、どうやってそこに意識を向けさせて動かしていくのか、またそのための効果的なムーブメントを多数学びました。
特に今回深く追求していったのは、「腰部の安定性と股関節のコントロール」
日々レッスンで行う「ブリッジ」や「プランク」も、さらに強化していく方法やクライアントの身体にあわせていく方法を学んでいきました。もちろんデスクワーク以外でも、人間の体は背面が強く、前面が弱い作りになっています。
そのためピラティスで背中を丸める(正しくは引き伸ばしながら丸める)ことで、前面(腹筋周辺)を鍛えることは誰にとっても必要なことと言えるのです!
セミナー後半は、 「頸部と肩甲骨周り」 について。
お客様の中でも悩みの多くにある「首・肩凝り」。
また片頭痛や腰痛など一見関わりがないようにも思えますが、首が要因の一つとなっていることもあるのです。
首の構造についてや、視線や発育の過程から頸部の機能について学んでいきました。
「何気なくうなづいたとき、首のどの辺りから折り曲がっていますか?」
本来であれば、頸椎0、1番(頭と首の境目あたり)がメインで、その後頚椎5、6番が大きく動きたいところ。
大体の方が首の付け根が折り曲がっているのではないでしょうか?
特に大人になると決まった動作の繰り返しになり、悪習慣がどんどん身についていってしまいます。
また人間の身体は良くも悪くも「連動」しているため、ある箇所が機能的でないと、機能的でない動きが連鎖し、悪習慣がどんどん広がってしまいます。 今回は首の構造を理解した上で、肩甲骨から背骨にかけて連動させていくムーブメントを学んでいきました。
痛みや不調が現れるとどうしても患部に目がいってしまいがちですが、常に全身に目を向け、全身のバランスを整えるピラティスが不調の根本から修正し、悪習慣を改善していく手助けになることを改めて感じることができました。
寒さが厳しい毎日ですが、しっかりとピラティスで自分と向き合いカラダを動かしてバランスの取れた体づくりを行っていきましょう!
ピラティススタジオ カラーズ大阪